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梅も見ごろを迎え春までもう一息という頃、東京調布市にある深大寺で、春を呼び込む風物詩『だるま市』が開かれる。この深大寺のだるま市は、“日本三大だるま市”のひとつとされている。太いまゆにひげが描かれた勇ましい顔を持つだるまだが、露店ごとに表情が違う。ユニークにアレンジされただるまを売る店もあるので、違いを見比べるのも楽しみ方のひとつだ。
境内で買い求めただるまは、元三大師堂前の特設だるま開眼所で深大寺の僧侶が目入れをしてくれる。深大寺の目入れは、だるまの左目に梵字の阿(あ)字を書き入れるという独特のもの。阿字はものごとの始まりを意味するため、願いが叶ったらものごとの終わりを意味する吽(うん)字を入れてもらい、納める。開眼しただるまは、僧侶が元三大師堂内の護摩壇に灯されている本尊元三大師の智慧の火にかざし、魂を入れてくれる。一足先に東京の春を感じるため、福をもたらす深大寺のだるまを買い求めに出かけてみるのはいかがだろうか。
日程
2013年3月3日(日)、4日(月)
時間
9時00分~18時00分
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