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日本と韓国の今最も新鮮で充実した活動を行っている現代美術作家を紹介する展覧会が、六本木の国立新美術館にて開催されている。2008年から継続的に行われてきた『アーティストファイル』展は、国際的に紹介する価値のある作家を、特定のジャンルやテーマ、年代に絞ることなく、フラットな視点で選定するシリーズ。1部屋ごとに異なる作家が担当し、個展の集合体のような形式をとっている。2年ぶりの開催となる本展は、韓国国立現代美術館とともに、日韓から12名のアーティストを選出。ホームレスが作った段ボールの家を買い取り展示空間に設置するイ・ウォノや、アンティークの織物をほどくことで新たなイメージを描出する手塚愛子、悲痛な歴史を持ちつつも観光地化が進む済州島を扱ったイム・フンスンなど、一見して何の関連もない作家たちの作品が静かに反響し合っている。欧米のシーンのみに注目しがちな隣国同士の、現代アートの地相をうかがい知る好機となりそうだ。
日程
2015年7月29日(水)~10月12日(月)
時間
10時00分〜18時00分(金曜日は20時まで)
※入場は閉館の30分前まで
休み
火曜日(9月22日は開館)
料金
一般1,000円
大学生500円
高校生以下、18歳未満無料
電話
03-5777-8600(ハローダイヤル)
場所
国立新美術館 企画展示室2E
住所
東京都港区六本木7-22-2
アクセス
東京メトロ千代田線『乃木坂』駅(出口6) 直結
東京メトロ日比谷線『六本木』駅(4a出口) 徒歩5分
都営大江戸線『六本木』駅(出口7) 徒歩4分
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