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開館20周年を記念する特別企画の第3弾は、美術館活動の「展示」以外の側面を知ることのできる展覧会だ。収蔵作品約4700点のうち常設展示室に展示されるのは、年間わずか600点から700点程度。展示するだけが役割ではない美術館の、普段は見ることのできない「収集」と「保存」という機能に迫る。同館を代表する作品、ロイ・リキテンスタイン『ヘア・リボンの少女』などは、収蔵されるまでの来歴がわかる作品裏面が展示されるなど、コレクションが形成されるまでの経緯や収蔵方針などが詳しく分かる展覧会となる。また、作品の素材や形式が多様化するにつれ、重要な課題として顕在化してきた、保存や修復という活動の実情も紹介される。映像作品やインスタレーション、展示のたびに形を変える現代アート作品などには、作品収蔵の正しいあり方というものについて深く考えさせられるだろう。美術館の活動に興味を持つ人には、特に足を運んでほしい。
日程
2015年1月24日(土)~6月28日(日)
時間
10時00分〜18時00分
※入場は閉館の30分前まで
休み
月曜日(5月4日は開館)、5月7日(木)
料金
一般500円
大学生400円
65歳以上、高校生250円
中学生以下無料
※企画展のチケットで観覧可能
電話
03-5777-8600(ハローダイヤル)
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