2015年03月20日 (金) 掲載
銀座に本店を構えるフレンチレストランの老舗、ドンピエールが展開するジュレ ドールは、新しいスタイルのスープ専門店。丁寧に作られたコンソメを使った、贅沢な季節のスープが手軽に楽しめる。ジュレ状に固まったコンソメと、旬の野菜を使ったムースが2層になった、食べるスープも話題を呼んでいる。
ジュレ ドール
1947年築の木造家屋をコンバージョンしたカフェ&ギャラリー開は、1階がカフェ、2階は陶芸を中心とした作品展示を行うギャラリーとなっている。水森亜土の絵が飾られるなど、昭和の面影を残す落ち着いた雰囲気だ。こだわりを感じさせるドライカレーも人気。
カフェ&ギャラリー開
大型書店、丸善本店に併設されたカフェでは、名物のハヤシライスを食べるべき。その名も『早矢仕ライス』は、丸善創業者の早矢仕有的が友人をもてなすために、当時まだ珍しかった西洋料理を意識して考案したと言われる。文明開化の時代を思わせる味を一度は体験しておきたい。
Maruzen Cafe 日本橋店
古い木造の商店建築で、趣きある佇まいの和菓子屋、壽堂。焼き芋の形を模した銘菓『黄金芋(こがねいも)』は、実際には芋は使われておらず、白いんげん豆に卵黄を加えた黄身を赤紫の皮で包み、香ばしいニッキの粉をまぶしたもの。
壽堂
日本橋三井タワーに入る高級ホテル、マンダリン オリエンタルのスパ施設では、37階から望む東京の景色とともに確かな技術のスパトリートメントを満喫できる。体調に合わせて熟練のセラピストが行うトリートメントで心身ともにリフレッシュできる。
ザ スパ アット マンダリン オリエンタル 東京
独特の視点でのセレクトでファンも多いCLASKAが日本橋で展開するのは、同社初のカフェ併設店舗。体に優しい一汁三菜の定食やカレーなど、ショップで扱うアイテム同様に毎日の暮らしを上質で快適にしてくれるメニューが用意されている。
CLASKA Gallery & Shop "DO" 日本橋店
柳屋の歴史は1916年に始まり、たい焼きは90年の年月を経て店の看板商品となった。四谷のわかば、麻布十番の浪花家商店に並び、東京にあるたい焼き店御三家の1つだ。店で使っているたい焼きの型は、第二次世界大戦以前の歴史ある型だ。
柳屋
人形町通り沿いのビルの陰に小さな寺院がある。大観音寺の本尊は、巨大な頭部のみの鉄観音像。鎌倉時代に作られたのち、火災により行方がわからなくなっていたものが江戸時代に頭部のみ発見されたという。東京都指定有形文化財にも指定されている。
大観音寺
甘酒横丁の三味線店、ばち英はその店構えからも、かつての花街人形町の雰囲気を感じさせる。販売だけでなく、洗練された伝統の技術で、皮の張り替えや調律などのアフターケアも手がける。教則本なども取り扱うほか、初心者には先生の紹介も行っている。
ばち英
ピッツェリア イル タンブレロを満喫するのであればディナーがおすすめ。ナポリサイズの大きなピザは、もっちりした歯ごたえだが軽めの生地が特徴的だ。高い天井の店内は、空間設計も素晴らしく、ヨーロッパ風の伸びやかな雰囲気が楽しめる。
PIZZERIA IL TAMBURELLO
巨大企業ブリヂストンの美術館。コレクションは印象派、ヨーロッパモダン絵画、日本の洋画が中心だが、古代ギリシアから20世紀の抽象派まで様々なジャンルの展示を開催している。新築工事のため、2015年5月18日(月)より長期休館となる。
ブリヂストン美術館
すき焼き、しゃぶしゃぶ、日本料理の老舗が、COREDO室町2にて惣菜店を展開している。『すき焼き弁当』(1,620円)や『すき焼き丼』(1,058円)など名店の味を手軽に楽しめる。惣菜では、『すき焼きコロッケ』(173円)や『すき焼き肉まん』(626円)が名物として人気を呼んでいる。
人形町今半 惣菜 コレド室町2店
老舗の鰹節専門店にんべんがCOREDO室町で展開するのは、削りたての本枯鰹節の出汁をその場で飲むことができる個性的な飲食店。『かつお節だし』(100円)以外にも、『トマト仕立て』(150円)『クリーム仕立て』(150円)といった一風変わった出汁も提供する。
日本橋だし場
高級刷毛やブラシを取扱う江戸屋は、1718年創業。馬毛を用いた『チークブラシ』などの化粧ブラシや、豊富なラインナップの『洋服ブラシ』、天然毛使用の『歯ブラシ』といった上質なアイテムが揃っており、ギフト探しにもおすすめだ。
江戸屋
穴子料理の専門店、日本橋 玉ゐの本店。2005年創業の新しい店だが、伝統的な穴子料理を提供している。手みやげにおすすめなのが『穴子たっぷり太巻き』。具だくさんの太巻きの上に、身の締まった穴子が乗った食べごたえある巻き寿司だ。
日本橋 玉ゐ
東京のグルメバーガー道を語る上で欠かせない名店が人形町にある。BROZER'Sの『ロットバーガー』は、オーストラリア産の挽き肉と和牛の脂身を合わせたジューシーなパティに、ベーコン、エッグ、チーズ、パイナップルをトッピングした、なんとも欲張りな一品だ。
BROZER'S
言わずと知れた高島屋の日本橋店も、国の重要文化財に指定されている。三井不動産は、同店の北側と東側に超高層ビルを建て、空中通路で結ぶ再開発計画を発表している。高島屋の建物はほぼそのまま残し、屋上を緑化してテラスにするという。2018年度の完成予定。
日本橋高島屋
甘酒横丁の歴史ある地鶏専門店の鳥忠は、焼き鳥や玉子焼きも販売している。「秘伝だし巻き」でつとに知られる玉子焼きは、出汁をたっぷりと含んでいるため、口当たりは柔らかく、一口噛めば甘さが広がる。地鶏の挽き肉を使った『親子焼』は、1日30本限定。
鳥忠
甘酒横丁とは、明治初期に横丁の入り口に甘酒屋があったことから名付けられたという。下町情緒の漂う小さな通りには、今でも店頭で甘酒を売る店もある。長く愛される老舗や個性的な店が点在し、そぞろ歩きのスポットとしても親しまれている。
甘酒横丁
1885年の創業より胡麻油で揚げる江戸前の味を守り続けている老舗、てん茂。四季折々の風味豊かな素材が、洗練された職人技で繊細に揚げられる。特に夏の鮑、秋の栗の渋皮揚げが名物として評判だ。歴史を感じさせる木造の店構えもまた趣深い。
てん茂
イタリアンバルIL BACARO ALMAでは、東北地方の魚介を中心に使ったヴェネチア料理が楽しめる。ひとりでも気軽に入りやすいスタンディングカウンターや、ゆっくりとくつろげるテーブル席、イタリアの路地裏を思わせるテラス席などシチュエーションに応じて使いわけられる。
IL BACARO ALMA
マンダリン オリエンタルのグルメショップは、大理石が醸し出す雰囲気がまるでジュエリーショップのよう。天井が高く広々とした空間でゆっくりとショッピングを楽しめる。広いショーケースの中の美しいショコラは必見。紅茶や焼き菓子のセットなどの品揃えも豊富。
マンダリン オリエンタル グルメショップ
お江戸 日本橋亭では、毎月21日〜27日まで落語芸術協会の寄席を見ることができる。そのほか講談や浪曲、長唄、義太夫などの伝統芸能を体感できる。同系列の演芸場が上野広小路と両国にもあり、いずれも風情ある町で一流の芸を堪能できる。
お江戸 日本橋亭
市場のような店舗構成が独特の、中川政七商店によるセレクトショップ。全国各地の工芸メーカーによるブランドひとつひとつを、一軒の店に見立てている。蚊帳生地で作られた布巾や、ブロックのように積み重ねられるマグカップなど、暮らしとともに進歩してきた現代の日本の工芸品が並ぶ。
大日本市 by 中川政七商店
熊本に本店を構える人気オーガニックレストランによる食料品店。二十四節気ごとの旬の野菜をふんだんに使用した惣菜や、無添加のポン酢や豆乳マヨネーズなど体に優しい食材を揃える。オムライスや薬膳カレーライスなどの玄米を使用したメニューも人気だ。
泥武士 コレド室町店
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