日本橋でしかできない101のこと

日本橋で探索と発見を楽しむ

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日本橋でしかできない101のこと

日本橋でしかできない101のこと
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26. 文豪の愛した味を確かめる。

老舗の江戸前鮨屋、蛇の市の名物は、1889年の創業当時から継ぎ足し続けた煮詰めで食べる穴子。常時30種ほど揃う日本酒も、丁寧に醸されたもののみが厳選されており、酒飲みにも嬉しい鮨屋だ。店名の名付け親だという文豪、志賀直哉も愛した伝統の味を楽しめる。
日本橋 蛇の市本店



27. 旬の詰まった弁当を頬張る。

人形町の松浪は、お好み焼きと鉄板焼きの店。下町を思わせる日本家屋が印象的だ。ランチとして月、火、木、金曜日に登場する、1日30食限定の『松浪弁当』(1,000円)も有名。旬の食材を用いて、栄養バランスが考えられた料理はすべて手作りで、見た目にも鮮やかだ。
松浪



28. 発祥の地で食べる。


親子丼の生みの親が、人形町の玉ひでだ。1760年に軍鶏鍋の専門店としてオープンしたが、5代目の妻が、今や日本の伝統料理で、店の看板メニューとなった親子丼を生み出した。コース料理をメインに提供しているので、親子丼だけを食べるなら並ぶのを覚悟してほしい。
玉ひで



29. 筆は選ぶ。


書画材料専門店の有便堂は、何と言ってもその品揃えの豊富さが魅力だ。筆や墨、硯、和紙、顔料をなどを取り扱うが、筆だけでも100種類を超え、用途に合わせ使い分けられる。書画用品のみならずオリジナルの和紙を使った小物や雑貨なども人気を呼んでいる。
有便堂



30. 新しくなった古社を詣でる。

福徳神社は、9世紀半ばには既に鎮座していたと言われる都内でも有数の古社。度重なる火災や天災によって場所を転々と移動し、ついにはビルの屋上に移るまでとなったが、2014年秋には周囲の再開発に合わせて鎮守の森を備えた立派な社殿が造営された。
福徳神社



31. 甘酒横丁でほろ酔う。

その名も甘酒横丁にある酒屋、佐々木酒店。1915年の創業以来、蔵人の想いが詰まった酒を取り扱っている。主要な日本酒や焼酎はもちろん、他店ではあまり見かけない珍しい酒も多数揃えている。店の並びにある交差点の角で営んでいる居酒屋、笹新も人気でいつも賑わいを見せている。
新川屋 佐々木酒店



32. 過去への扉を開ける。

写楽の巨大な大首絵が目印の海老屋美術店は、江戸時代から続く老舗骨董屋だ。江戸時代のものを中心に錦絵や陶磁器、掛け軸、小物などの古美術品を取り扱っている。古風な商家のような店内で、日本橋に縁のある骨董や古美術品をゆるりと物色してほしい。
海老屋美術店



33. ウニの可能性を楽しむ。

ウニを存分に楽しみたくなったらリッチョマニアマーケットへ。日本3大珍味の1つにして和食には欠かせない食材、ウニを洋食や中華など様々にアレンジした総菜が手に入る。『うにトマトクリームパスタ』や『ウニ入り海老チリソース』、『ウニ・フカヒレスープ』などが人気だ。
リッチョマニアマーケット



34. 日本酒は気軽に嗜む。


日本酒専門バーの川口酒店では、1階は立ち飲みスタイル、2階はテーブル席で日本酒を楽しむことができる。特に1階はチャージもなく、気軽に立ち寄りやすい。季節に合わせた様々な日本酒銘柄を取り揃えるほか、日本酒に合う旬の刺身や焼き魚などの料理も提供する。
川口酒店



35. 凧から江戸を知る。

日本橋には、凧の博物館もある。1階の洋食屋たいめいけんの、かつてのオーナーが、生涯掛けて収集した2000点以上もの凧が壁に掛けられ、展示ケースに並べられ、天井を埋め尽くしている。江戸時代に流行した凧の文化に触れられる類を見ない博物館だ。
凧の博物館



36. タオル選びはソムリエに任せる。

COREDO室町3にある今治タオルの専門店、伊織では贈り物にも喜ばれる様々なタオルが手に入る。今治タオルならではの織りで富士山などをデザインする『イメージタオル』や、タオル選びのアドバイザー「タオルソムリエ」が厳選した『いおりのタオル』シリーズなどを販売。
伊織



37. キティちゃんの海苔を手に入れる。

山本海苔店は1849年の創業。日本橋にある本店の現社屋は、正倉院の校倉造を模した外観となっている。本店限定の商品として、その年に採れた海苔の最上級品『極吟味』や、店頭で職人が1枚1枚焼き上げた『焼きたて海苔』などがある。『ハローキティ』とのコラボ商品も定番となっている。
山本海苔店



38. カツ丼は洋風にする。


100年続く洋食の老舗、小春軒は今でも昼時に人が溢れる人気店だ。コロッケから、ヒレカツ、エビフライなど、洋食メニューは一通り揃う。洋風に味付けされたソースと煮野菜、そしてあっさりとしたロールカツの味わいが楽しめる『洋風カツ丼』は、同店オリジナルのメニューだ。
洋食 小春軒



39. 江戸っ子の味を舐める。

江戸時代後期の1857年から営業を続ける、和菓子の榮太樓總本舗。江戸期の発売当初から人気の『梅ぼ志飴』は、かつて京都の芸妓への江戸土産としても流行したという。2007年より展開する新ブランド『あめやえいたろう』では、和菓子とは思えない独創的なデザインで話題を集めている。
榮太樓總本舗



40. 最高の鰹節を米にかける。

大和屋は、和食に不可欠な出汁に使う、上質な鰹節や昆布を江戸時代から取り扱ってきた。白米とよく合うように細かく削り、血合いの部分を取り除いた『ごはんにかけるかつおぶし』は、さっぱりとした味わいと風味豊かな香りが食欲をそそると大人気だ。
大和屋



41. 完璧な箸と出会う。

箸の専門店、箸長には日本全国の産地から厳選して取り揃えた箸や器が並ぶ。一膳300円程度の可愛らしい箸から、職人が天然木と漆を使って一膳ずつ手づくりした、伝統工芸品とも言うべき高級箸まで様々な用途に合わせた箸が手に入る。
日本橋 箸長



42. 着物をスタイリングする。

着物専門店の衣裳らくや。繭づくりから手がけた『らくやブランド』、作り手とコラボレーションした『らくやオリジナル』のほか、紬を中心に全国各地から厳選した着物や帯を豊富に取り揃えている。着付け教室や着物レンタルも行っている。
衣裳らくや



43. フレンチに季節を見いだす。

伝統的なフランス料理に日本ならではの季節感を取り入れたメニューが特徴のフレンチレストラン、オーグー ドゥ ジュール メルヴェイユ。サプライズを重視しつつシェフが思いのまま創るモダンフレンチと、伝統的なフランス料理のコースから選ぶことができる。個性的なワインのラインナップも魅力的だ。
オーグー ドゥ ジュール メルヴェイユ



44. 並んででも食べる。


天丼専門店の金子半之助は、和食界の重鎮であった店主の祖父から名前が取られている。金子の遺したレシピ集『閻魔帳』に記された味が忠実に再現された丼つゆと、ボリューム満点の天ぷらで好評を博している。常に長い行列ができているので覚悟して来店してほしい。
金子半之助



45. 乾杯はクラフトビールでする。

COREDO室町に入るビアバーでは、日本各地でつくられている自慢の樽生クラフトビールを常時30種類取り揃えている。クラフトビールのアテに合うようにと、アレンジされた全国の郷土料理のメニューも豊富だ。ビールのほかに全国のこだわりの日本酒も飲むことができる。
クラフトビアマーケット 三越前店



46. フルーツパフェの頂点を味わう。


千疋屋総本店の日本橋本店2階に入るフルーツパーラー、レストラン。千疋屋自慢のフルーツを使用したパフェやアイス、ケーキなどのメニューが楽しめる。人気の『千疋屋スペシャルパフェ』(1,836円)には季節のフルーツが数種類乗るが、どれを食べても納得の美味しさ。
千疋屋総本店 日本橋本店 フルーツパーラー&レストラン



47. BGMはライブサウンドにする。


マルチな目的に使用できるスペース、ゼックスではこだわりのフードと音楽が堪能できる。メイン空間の「The BAR」では、ミュージシャンによるライブサウンドに耳を傾けながら、夜遅くまでアルコールが楽しめる。ラグジュアリーなパーティルームも併設している。
ゼックス 日本橋



48. 雨空に桜を咲かせる。


甘酒横丁にある日本橋ゆうまは、和雑貨のセレクトショップ。細長い店内には、職人の手仕事を感じさせる日本製にこだわった和雑貨が所狭しと並んでいる。雨に濡れると桜の模様が浮かび上がる『雨にぬれると花が咲く傘』は同店で人気の定番商品だ。
日本橋ゆうま



49. 恋の行方は楊枝に尋ねる。


歴史ある店舗の多い日本橋だが、創業1704年の楊枝の老舗もある。さるやでは、熟練の職人が作る最高級の黒文字楊枝を販売している。おすすめは、桐箱に入った『隈取』。中に入る辻占楊枝は、和柄が描かれた包装を解くと、裏に恋の歌が書かれている粋な一品だ。
さるや



50. 寒天を纏った季節を味わう。

京都に本店を構える佃煮と菓子の専門店、永楽屋。東日本では唯一の支店が日本橋にある。看板商品『一と口椎茸』は、肉厚で風味豊かな国産椎茸を厳選して時間をかけて炊き上げた佃煮だ。柚子や栗といった四季折々の素材を砂糖と寒天で封じ込めた、見た目にも美しい菓子『琥珀』も定番商品として愛されている。
永楽屋 東京店



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タイムアウト東京編集部
※掲載されている情報は公開当時のものです。

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