イラストレーション:桑原節
2014年01月13日 (月) 掲載
今週は「過大評価の人」。心境は「なぜ?」。そう思ってしまうぐらい、周りの人から、褒められて持ち上げられる。褒められるのは嬉しいが、なぜ褒められているのかがわからないので、嬉しいと気持ち悪いがごちゃ混ぜになって、素直に喜べない。また、周りからの絶賛がプレッシャーにもなり、仕舞いには褒められることが苦痛になってしまうかも。褒められても無視、人の言葉は気にしない、それぐらい自分のペースを守ることができれば、周りの評価と関係なく活躍できる。
今週は「追い込まれる人」。その発端は断り切れないことが原因で、それが積み重なって、気づけばやることだらけでゆとりを失ってしまう。一度追い込まれてしまったら、脱却するのは難しいので、そうなる前に計画と調整を行うことが大切。「何とかなる」は無計画の代表と思って、今は「何とかなるのか考えてみる」までレベルを上げて、できるかどうかジャッジしよう。また、周りにいる行き当たりばったりタイプは要注意人物で、気を付けるべき。それとは逆の神経質で細かいタイプは、助けになってくれる。
今週は「協調性が増す人」。餅つきのように相手の呼吸を読んで、相手に合わせることができる時。自分のことよりも周りのことを考えるようになり、自然に「力を合わせて頑張ろう」と思えるはず。実際、チームワークが必要なことでは、意欲的に自ら動き、ポジティブな言葉で周りを励まし、一人よりも頑張れる。また、会話も相手の呼吸を読んで、合いの手のタイミングはばっちりなので、コミュニケーション力には自信をもって。積極的に話しかけて協力関係を広げていこう。
今週は「頑固おやじの人」。昭和の匂いを漂わせ、平成の時代にはそぐわず、絶滅の危機にある頑固一徹になれる時。心の中はへの字口で、人の意見には耳を貸さず、自分の考えが絶対になってしまう。もし、人の話を聞いているように見えたとしても、心の耳は閉じてしまっていて、聞いているフリをしているだけで、心には何も残らない。ただ、その頑固さが段々とあなたの個性になり、魅力になり、最後は頑固おやじのように頑固を貫くだけで、哀愁が漂ってくるかも。
今週は「反対したくなる人」。本当は賛成なのに、どうしても否定から入ってしまいやすく、素直に認めることができない時。ひねくれ者として、みんなが認めてくれるところまでいけば、反対も一つの個性となって魅力になるが、認めてもらえないとただの厄介者で面倒臭い人と思われてしまう。認めてもらうためには中途半端にならず、「いつでも反対」の姿勢を貫こう。また、人と違う視点から見る癖ができやすく、そのおかげで、みんなが思いつかない斬新なアイデアが浮かぶこともある。
今週は「脱皮する人」。今のキャラを脱ぎ捨てて、新たなキャラを確立する時。「生まれ変わる」というよりは、「生まれ変わった」ように見え、周りからのイメージが変わりやすい。それは些細なことがきっかけになりやすく、例えばいつも遅刻していた人が、たまたま遅刻しないことが続いて、周りは「真面目になった」と大絶賛。自分では想像もしない行動や言動でイメージの変化が起こるので、周りの反応をよく伺っておこう。知らずのうちに、予想外のキャラ付けをされてしまうかも。
今週は「お叱り上手の人」。間違えてほしくないのは、「怒る」のではなく「叱る」ということ。それは、しつけや教育に近く、上手に相手を指導して、良い方向へと導いてあげることができる。すなわち育て上手。もし、部下や年下仲間がいる人なら、先輩としての役目を見事に果たし、尊敬されることもあるはず。恋愛でも同じような影響を与えて、年下から好意をもってもらいやすい。恋は「叱る」ことから始まると思って、好きな人にはぜひ愛のムチを。
今週は「好きになりやすい人」。愛情は風船のように軽く、どこにでもなびいてしまう時。そのため、少し優しくされただけで、心が動揺して、気持ちが傾いてしまいそうになる。ただ、風船は手を放したら、すぐに飛んで行ってしまうように、相手がちょっと目を離したら違う人に気持ちがいってしまうので、一途さには欠けてしまう。たくさん恋をすることは、たくさんの幸せな瞬間に出会えると思って、惚れやすい自分を肯定しよう。一目惚れは幸せ見つけ上手。
今週は「シャイな人」。恥ずかしいが先に立ってしまって、褒められても告白されても有名になれるチャンスがきても、スルーして逃げ出してしまいそう。そういう時に限って、恋愛のチャンスが訪れやすく、「かわいい」や「遊ぼう」などのアプローチを受けやすい。ただ、その気持ちに応えられないのがシャイの問題点。恥ずかしそうに振舞えればまだしも、迷惑そうな表情をしてしまいやすいので、意識的に笑って、いつでも笑みを絶やさないこと。最高の作り笑いを披露しよう。
今週は「空気を読めない人」。もし、手相のKY線が流行っている時なら、真っ先に疑われてしまう時。それだけ、その場の空気から外れたことをしてしまいやすく、周囲が驚きの目であなたを見ることがあるはず。ただ、自分自身は空気を読めてないことに気づかず、それが強さであり、危険さでもある。自分より数段大物の人でも、平気で話しかけて、気に入られるみたいな、予想外にチャンスをつかむことがあれば、分をわきまえず馴れ馴れしいと思われ、目を付けられてしまうピンチにもなりかねない。
今週は「メッキをはがす人」。本質を見破る感性の鋭さをもち、偽物かどうかを見抜いてしまう。もし、偽物だと気付いたとしても、ほっておけばいいのに、どうしてもメッキをはがさないと気が済まないのが一番の問題点。厳しい突っ込みで、メッキがビリビリになるまで追求してしまうはず。その代わり、本物を見抜く目ももち、本物に対しては最大級の賛辞を送り、偽物と本物では扱いが天と地の差。優しくはないが、言っていることに間違いはない。
今週は「面白いことを思いつく人」。面白いことへの想像力が活発になり、一人でにやついてしまう時。最初は、真面目なことを考えていたとしても、気づくと頭の中は脱線してしまって、変なことばかり思いついてしまう。今は、真面目が似合わず、堅苦しい会議の場は最も不釣り合いな場所で、ふざけ合える場こそ、最もお似合いの場所。もし、何かに迷った時は「どちらか面白いか」、それを基準に判断すれば間違いなし。いつもよりも笑うことが多くなるはず。
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