イラストレーション:桑原節
2014年01月06日 (月) 掲載
今週は「挫折しやすい人」。最初と最後では気持ちに大きな差が生まれてしまう時。「やりたい」「頑張りたい」と思ったことも、一週間の終わり頃には、なぜやりたいと思ったかわからないぐらい気持ちが冷めてしまう。何かを始めるなら、気持ちの変化が起きることを計算に入れておこう。できることなら、夢や理想を思い描くのはやめて、今日一日をどう楽しんで過ごすのかだけを考えよう。「明日は明日の風が吹く」そんな言葉が今はぴったり。
今週は「ぶれぶれの人」。右の道に進もうと思ったら左の道が気になり、左に進んだら右が気になってしまう。つまりは、迷って決められないということ。昨日と今日で言っていることが違うのも、当たり前のように起こり得ることなので、持論を主張するのは止めておこう。ぶれぶれになっても害にならない、適当な話で盛り上がるべき。ぶれぶれのおかげで変化には強く、変わり身の早さには自信をもってほしい。執着よりも変化、忍耐よりも諦めが大切。
今週は「甘え上手の人」。相手が嬉しくなってしまう甘え方ができて、みんな嫌な気持ち一つせず、甘やかしてくれる時。甘え上手の極意は、謙虚に下手にでること。その気持ちをもって、困ったらすぐに身近な人に頼ってみよう。困っていなくても頼ることは決して悪いことではなく、むしろ「頼ってくれてありがとう」と、相手に感謝されるかも。上の人から、かわいがってもらえることも多く、食事に誘われたらぜひお供するべき。自分は子供、周りは大人、そんな気持ちでみんなと接してみよう。
今週は「やり直せる人」。どんな問題が起きても修復可能で、取り戻すことができる時。失敗した時に思い浮かべるべき言葉は「チャンス」。間違っても「もう駄目だ」と思うのはもったいない。失敗から学習する能力が高く、同じ失敗がなくなるだけでなく、大きく成長もできてしまう。失敗の数だけ成長できると思って、たくさん失敗しよう。そのためには、ちょっとハードなことにチャレンジ。やるべきことは、「できる」ことよりも「できるかわからない」こと。
今週は「言葉に重みがある人」。多くを語らず、多くを伝える時。余計なことを言わなくなり、口を開くのは本当に話したいと思った時だけで、その言葉はシンプルで無駄がない。言葉の重みは説得力になり、ズシンと心の奥底に残り、相手に与える影響力は大きい。また、揺らぐことのない一貫性をもち、一度言葉にしたことは曲げることなく最後まで貫き通そうとする。融通はきかないかもしれないが信頼はできる、柔軟性はないかもしれないが信念はある。
今週は「もじもじする人」。言いたいことがある雰囲気をかもしだし、言葉が飛び出す一歩手前の喉あたりで留めてしまう時。結局、言えず仕舞いで終わることが多く、すっきりしない状態が続いてしまいやすい。それは、川の流れをせき止めてしまうかのようで、循環がなくなり、運勢も滞ってしまう。それなので、「言わずに悩むよりも言って悩む」それが大切。滞っているものを吐き出そう。または、もじもじアピールをたくさんして、周りに「何か話したいことがあるの?」と、聞き出してもらおう。
今週は「二度あることは三度ある人」。同じことを繰り返してしまう時。とても反省して対策もたてたはずなのに、また同じ失敗をしてしまう。その状況は、自分がダメ人間に思えて、落ち込むはず。なのに、三度目の同じ失敗をしてしまうことがある。繰り返してしまいやすく、反省を上手くいかせないのが苦しいところ。ただ、失敗ばかりでなく成功の繰り返しが起きることもあり、大フィーバー状態になって、成功続きの一週間になることもある。「繰り返す」この言葉を忘れず、そして大切に。
今週は「努力家の人」。地味なことも面倒なことも興味のないことも、気持ちが折れることなく、こつこつと頑張り続ける時。それは一言でいえば「根性がある」。もう一言付け加えるなら「忍耐力がある」。人としては尊敬に値して、ほぼ完璧。さらに欲を言うなら、ここに「義理人情」が加わったら、ほぼがとれて完全完璧。今はどうじても、自分のことに集中してしまい、周りへの配慮に欠けてしまいやすい。思いやりの気持ち、「情」をもって人と接してみよう。
今週は「ダイブする人」。ジャンプ台からプールに飛び込む時のように、勇気が必要になる時。迷うこと、不安になること、恐怖を感じること、そんな気持ちが湧いてくる場面に遭遇しやすく、それらは全て勇気があれば解決できる。そのため、今は能力がなくとも、知性がなくとも、勇気だけあれば大丈夫。一度勇気をもって飛び込んだ後は、何かが吹っ切れたかのように勇気がみなぎってくるので、その後は、迷うことも悩むこともなくなるはず。勇気ある一歩はとても大きな一歩。
今週は「知りたがりの人」。疑問に思ったら最後、「どうして」「何で」が止まらなくなり、聞かずにはいられなくなってしまう。気を付けないと質問攻めになって、相手を困らせてしまうことがある。それだけ知的欲求が高まっていると思って、新しい知識をどんどん蓄えよう。また、人の秘密の知りたがり欲求も高まり、つい突っ込んで根掘り葉掘り聞いてしまうかも。上手くいけば秘密の共有で仲が深まるが、一歩間違えると嫌われる原因になりかねないので注意しよう。
今週は「お調子者の人」。おだてられたら木にも登ってしまうぐらい、お調子者になれる時。ここで思い出してほしいのは、お調子者のよくある結末は何かということ。調子に乗りすぎて痛い目に合うというのがほとんど。今はまさに、その結末に注意。調子に乗るなというのは難しいので、乗り過ぎないほどほどのところで留めることを心がけよう。ただ、周りが囃し立ててくることが多く、サービス精神全開でその音頭に乗ってしまいやすい。それが「調子に乗り過ぎ」のきっかけに。
今週は「気が抜けてしまう人」。穴が空いているボールのように、空気が漏れてぺしゃんこになってしまう時。空気を入れても空気が抜けてしまうように、気合いを入れ直しても、すぐに気持ちは萎んでしまう。そんな時は、無理せずぺしゃんこになっているのが一番。頑張らず、目標を立てず、余計なことはしない。それこそがぺしゃんこらしい生き方。ただそれだと、怠けているように感じ、不安になることがあるので、「休んで体力を温存中」。その言葉で自分を正当化して、認めてあげることを忘れずに。
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