東京駅、スタミナ駅弁10

すき焼き、牛たん、とんかつなど、東京駅改札内で買う肉食系駅弁

Read this in English
東京駅、スタミナ駅弁10選

東京駅構内は、商業施設も充実し、デリやレストランなども豊富で昔に比べると選択肢は各段に増えた。しかし鉄道の旅の醍醐味は、やはり駅弁。ここでは社団法人日本鉄道構内営業中央会の会員が製造を行う、「駅弁」マークのついた本物の駅弁のみをセレクト。東京駅で駅弁を販売する3店舗、駅弁屋 祭駅弁屋 踊ニッポンの駅弁の200種類近い商品の中から、食べごたえ十分の肉料理をメインにした10品をセレクトした。旅行の際はもちろん、ランチにして旅気分で昼休みを過ごしてみるのも良いだろう。



秋田『秋田比内地鶏のいいとこどり弁当』

秋田の名産、比内地鶏を使用した弁当。『あきたこまち』の上には、醤油と味噌の特製スープ二段仕込みで仕上げた刻み肉とそぼろ肉がたっぷり。鳥の旨味を凝縮した煮こごりが添えられているのも憎い。比内地鶏ササミのフライ、燻製してから漬ける秋田のたくわん『いぶりがっこ』と、付け合わせからもしっかり秋田を感じる事が出来る。(価格:950円)
販売店舗:駅弁屋 祭
『駅弁屋 祭』の詳しい情報はこちら


岩手、秋田『黒豚とんかつ弁当』

岩手県の龍泉洞黒豚を使用したとんかつ弁当。米は秋田産『あきたこまち』を使用している。衣はさくさくとはいかないが、肉は質の良い脂になるよう大麦とふすまをたっぷり与え育てられており、しっかりとした旨味が感じられる。ボリュームもあり、駅弁のとんかつとしてはかなり高いクオリティと言えるだろう。(価格:980円)
販売店舗:駅弁屋 祭
『駅弁屋 祭』の詳しい情報はこちら


山形『米沢牛 焼肉どまん中』

東京駅の駅弁ランキングでもトップになるほどの人気商品『牛肉どまん中』のシリーズとして発売された焼肉弁当。冷めても柔らかい、しっかりとした厚みの米沢牛カルビが、山形の米『どまんなか』の上に敷き詰められている。添えられたわさびと食べればさっぱりとした味わいに。(価格:1,300円)
販売店舗:駅弁屋 祭
『駅弁屋 祭』の詳しい情報はこちら


山形『米澤牛焼肉重松川辨當』

米沢牛を焼き肉と肉団子、2通りで楽しめる弁当。焼き肉は、薄切り肉でたれも醤油ベースの甘めな仕上がりなので、牛丼に近い印象。肉団子は甘酢あんがたっぷりと絡み懐かしい味わいだ。中米沢牛レトロな絵柄のパッケージもかわいらしい。(価格:1,500円)
販売店舗:駅弁屋 祭
『駅弁屋 祭』の詳しい情報はこちら


宮城『極撰 炭火焼き牛たん弁当』

仙台名物牛たんは、できれば熱々を食べたいもの。『極撰 炭火焼き牛たん弁当』(1,300円)は、ひもを引くと5、6分程度で暖まる加熱式の容器を使用しているので、どこでもほかほかの状態で楽しめる。炭火焼きされた牛たんは、香ばしく、薄切りだが、しっかりとした弾力がある。米ももちろん麦飯だ。(1300円)
販売店舗:駅弁屋 祭、駅弁屋 踊
『駅弁屋 祭』の詳しい情報はこちら
『駅弁屋 踊』の詳しい情報はこちら


東京『リストランテホンダ カポナータ弁当』

ミシュランで1つ星を獲得した青山のイタリアンレストラン、リストランテホンダプロデュースによる駅弁。牛肉巻のフライ、のカポナータ、野菜がサフランライスの上に乗る。カポナータはソースとしての役割もあり、モッツァレラチーズの入った濃厚な牛肉巻に合わせるとトマトの酸味でさっぱりとした味わいに。野菜が多めなのも嬉しい。(価格:1,300円)
販売店舗:ニッポンの駅弁
『ニッポンの駅弁』の詳しい情報はこちら


神奈川『豚バラ肉やわらか煮弁当』

中華街の老舗、廣東飯店の人気メニュー『豚バラの柔らか煮』を使用した駅弁。厚くカットされた豚肉は、店で食べるようなとろけるような感覚は無いが、十分に柔らかく、八角の風味が効き、見た目よりもあっさり。皮の食感がアクセントになっている。付け合わせの煮卵も半熟状態で美味。(価格:1,050円)
販売店舗:ニッポンの駅弁
『ニッポンの駅弁』の詳しい情報はこちら


山梨『牛肉すき焼きチャーハン』

山梨の中華料理店、山水樓プロデュースによる駅弁。牛肉は、ワインの生成時に発生する葡萄の搾り粕を飼料として与えられた甲州ワイン牛。牛肉すき焼きとチャーハンという少々ミスマッチにも思える取り合わせだが、あっさりと仕上げられたチャーハンと甘めの牛肉は不思議と相性が良い、添付されたわさびを加えれば爽やかな味わいに。(価格:1,050円)
販売店舗:駅弁屋 祭、ニッポンの駅弁
『駅弁屋 祭』の詳しい情報はこちら
『ニッポンの駅弁』の詳しい情報はこちら


岐阜『飛騨牛しぐれ寿司』

『飛騨牛しぐれ寿司』(1,260円)は、牛しぐれ煮とローストビーフ2種類の調理で飛騨牛を堪能出来る一品。牛しぐれ煮は、酢飯に合うよう甘めな仕上がり。ほんのりピンクがかったローストビーフは、醤油とわさびをつける和風仕立て。しっとりと柔らかく、肉の旨味を感じられるだろう。
販売店舗:駅弁屋 祭
『駅弁屋 祭』の詳しい情報はこちら


兵庫『但馬牛味くらべ弁当』

兵庫のブランド肉但馬牛をそぼろ、煮込み、おろしぽん酢と3通りで楽しめる弁当。調味料には小豆島産の醤油や、天然醸造の味噌などを使用。ほんのりと味のついただし飯にするなど、細部までこだわりを感じられる。但馬牛も、柔らかく仕上げられており、中でもおろしぽん酢は、すき焼きや、焼き肉風などこってりとした味付けが多い駅弁の中でさっぱりと食べられる貴重な存在だ。(価格:1,250円)
販売店舗:駅弁屋 祭
『駅弁屋 祭』の詳しい情報はこちら


By タイムアウト東京編集部
※掲載されている情報は公開当時のものです。

この記事へのつぶやき

コメント

Copyright © 2014 Time Out Tokyo