築地市場で食べる美味しい朝食15

カレー、ラーメン、クロワッサンなど、寿司だけじゃない築地グルメ

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築地市場で食べる美味しい朝食15選

外国人観光客も多く、東京を代表する観光スポットのひとつである築地市場。ここでのグルメといえば、寿司など海鮮料理だが、食のプロが通う築地には、洋食や中華などの名店も数多く存在する。ここでは、場内と場外に分け、新鮮な魚介類を使用したこだわりの和食、築地で昔から愛され続けるカレー、こだわりのパンなどを幅広く紹介。たまには早起きして、美味しい朝食で1日のスタートを切ってみてはいかがだろう。ただし、ほとんどの店が市場の営業に合わせているので、日曜日と祝日は休み。水曜日が休みになることもあるので、事前に確認してから訪れよう。


場内


八千代『アジフライ定食』

築地市場の中に店を構えるとんかつ八千代では、刺身でも食べられる新鮮な魚介類を使用したフライが楽しめる。車海老、あじ、帆立などを組み合わせた定食メニューが豊富だ。『アジフライ定食』(1,000円)は、ふっくらとしたあじの身と、からっと揚がった衣のコントラストが鮮やか。アジフライのイメージを覆す名作だ。
営業時間:5時00分〜13時00分
『八千代』の詳しい情報はこちら


豊ちゃん『あたまライス』

『カツカレーライス』や、『オムハヤシライス』など、洋食メニューが豊富に揃う豊ちゃんで人気の『アタマライス』(1,010円)は、カツ丼の上の部分(アタマ)と御飯が別になったメニュー。ボリュームは多いが、脂身が少ない肉を使用し、つゆも甘さ控えめなので、さっぱりと食べられる。
営業時間:6時00分〜14時00分
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あんこう屋 高はし『あなご丼』

海鮮料理店高はしの名物『あなご丼』(1300円)は、ふっくらとしたあなごを甘さ控えめのタレで仕上げており、さっぱりとした味わい。たっぷりのワサビがあなごの味を引き立てる。普通の量では物足りないという人は、金、土曜日限定の『スーパーあなご丼』(2100円)を是非。あなごとご飯がミルフィーユのように重なり、贅沢な気分になれるだろう。
営業時間:8時00分〜13時00分
『あんこう屋 高はし』の詳しい情報はこちら


中栄『印度カレー』

カレー専門店中栄では、伝統の製法で手作りにこだわった『印度カレー』が500円で食べられる。大量のタマネギと豚バラ肉を、鶏ガラベースのスープで煮込み、寝かせる行程を含め、完成までに2日を要するルーは程よい辛さで、どこか懐かしい味わい。『ビーフカレー』、『ハヤシライス』から2種類を選べる『合がけ』(600円)もおすすめだ。
営業時間:5時00分〜14時00分
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岩佐寿し『貝づくし』

市場内の寿司といえば、行列が絶えない寿司大や、大和寿司などが有名だが、岩佐寿しならば、比較的並ばずに美味しい寿司が食べられる。関連会社が場内8店舗の仲卸をしており、市場に上がるその日一番良い魚介類を仕入れている。中でも貝の質には定評があり、『貝づくし』(3,300円)は本ミル貝、赤貝などの貝類7貫と巻物1本を楽しむことができる貝好きには堪らないメニュー。さっぱりと食べられるので飲み明かした朝にもぴったりだ。
営業時間:6時00分〜14時30分
『岩佐寿し』の詳しい情報はこちら


吉野家築地一号店『牛丼』

全国に展開する吉野家だが、最初に店を構えたのは市場内だった。魚河岸の様子を描いた信楽焼のレリーフなど、店内には一号店の名に相応しいこだわりが随所に散りばめられている。メニューは牛丼、牛皿、サイドメニューのみだが、従業員はベテランが多く、丁寧な仕事ぶり。「つゆだく」のほか、脂身の増量や、冷やご飯など、細かいアレンジにも柔軟に対応してくれる。
営業時間:5時00分〜13時00分
『吉野家築地一号店』の詳しい情報はこちら


やじ満『カキらーめん』

築地市場の場内にある中華料理店。名物の『ジャンボ焼売』のほか、シンプルで飽きの来ない定番中華メニューが並ぶ。10から3月頃まで限定の『カキらーめん』(850円)は、ソテーされた大ぶりなカキが4、5個入った贅沢な一品。ニラとタマネギがたっぷりのぴりっと辛みの効いた塩ラーメンとの相性も抜群だ。
営業時間:4時30分〜13時00分
『やじ満』の詳しい情報はこちら


和食かとう『金目鯛煮付け』

魚料理専門店の和食かとうでは、刺身、照り焼き、塩焼き、西京焼き、煮付けと、旬の魚を美味しい食べ方で提供してくれる。注文を受けてから調理する『金目鯛煮付け定食』(時価、1600円程度)は、脂が乗った金目鯛を、程よい甘さで上品に調理、素材の持ち味をうまく引き出している。
営業時間:5時00分〜13時30分
『和食かとう』の詳しい情報はこちら


センリ軒『スペシャルセット』

築地市場で働く人達の憩いの場である喫茶センリ軒は、『ヒレカツサンド』が名物となっているが、朝食ならば、シチューに、トースト、サラダ、コーヒーか紅茶がついた『スペシャルセット』(1,000円)を頼みたい。クリームシチューには半熟卵が入っており、崩して溢れ出た黄身と一緒に口に運べば、優しい味わいにほっこりとした気持ちになる。
営業時間:4時00分〜12時30分
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場外


鳥めし 鳥藤分店『水炊き定食』

鶏肉卸しによる鶏料理専門店鳥藤でぜひ食べて欲しいのが『水炊き定食』(1050円)。鶏コラーゲンたっぷりのとろみのある真っ白なスープは、塩ベースの優しい味わいで朝食に最適。骨付きの肉はやわらかく、ほろほろとほどける。鶏の旨味をダイレクトに味わえる一品。
営業時間:7時30分〜14時30分
『鳥めし 鳥藤分店』の詳しい情報はこちら


4SEASON『和風スパ』

買い物客でにぎわう築地場外市場にある4SEASONは、マーガリンで炒めた昔ながらのスパゲティが人気。『和風スパ』(820円)は、具材は、ソーセージ、玉ねぎなどいたってシンプル。マーガリンと醤油が香るスパゲッティと、麺を覆いつくすほど盛られた大量のしそが相性抜群だ。
営業時間:7時30分〜17時00分
『4SEASON』の詳しい情報はこちら


まぐろどんぶり瀬川『まぐろどんぶり』

マグロ丼専門店の瀬川は、派手な海鮮丼を出す店が多くあつまる場外では、少々地味だが、常連客も多い人気店。目利きの女将によって選ばれた上質なマグロの赤身は旨味濃厚で、秘伝の醤油ダレに漬けられ、酢飯とのバランスも良い。メニューには、『まぐろどんぶり』(800円)のほか、日によって中トロの入った『今だけどんぶり』(1,500円)が食べられる。
営業時間:7時30分~売り切れ仕舞い
『まぐろどんぶり瀬川』の詳しい情報はこちら


鈴木水産『生うに定食』

刺身、煮魚、焼魚など、の定食がリーズナブルに食べられる鈴木水産。人気の『生うに定食』(1,000円)は、箱丸ごとのウニが付き、インパクト大。木箱にぎっしりと詰まったウニは、値段が値段なので、味はそれなりだが、思い存分ウニが食べたいという人は満足できるだろう。
営業時間:4時30分〜13時00分
『鈴木水産』の詳しい情報はこちら


おにぎり屋 丸豊『おにぎり』

おにぎり屋 丸豊の店頭に並ぶ大ぶりなおにぎりは、形は不揃いで、つぶれているものもあるが、それはふんわりと握られている証拠。具は、炙りトロサバ、塩辛、にん玉味噌、かきご飯、たこ飯、しじみなど、築地らしいオリジナルおにぎりが豊富に揃う。そのほか、どんぶりや弁当も販売している。
営業時間:3時00分~14時00分
『おにぎり屋 丸豊』の詳しい情報はこちら


パン工房ル・パン『クロワッサン』

テイクアウトならば、場外波除通りにあるオレンジ色のパン屋、パン工房 ル・パンに行こう。焼立てのパンと挽きたてのコーヒーを味わうことができるが、特にクロワッサンは絶品。ほんのり塩気が効いた『あんこクロワッサン』をはじめ、クリームの入った『バニラクロワッサン』、メープルシロップが入った『メープルピーカン』、ヘルシーな『五穀クロワッサン』などバリエーションも豊富だ。
営業時間:6時00分~14時00分
『パン工房ル・パン』の詳しい情報はこちら

By タイムアウト東京編集部
※掲載されている情報は公開当時のものです。

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