天然果汁ヲ作ル店 マルス
2013年01月10日 (木) 掲載
ちょっと一息入れたいけれど、コーヒーの気分でも紅茶の気分でもない……。そんな時には、絞り立ての生ジュースで体の中からさっぱりリフレッシュしてみるのもいいだろう。時が止まったかのようなレトロな面持ちの専門店から、フルーツの目利きに定評のある果物店のジューススタンド、ちょっとおしゃれなデリまで、東京都内にあるおすすめの5軒を紹介する。仕事の合間の息抜きに生ジュースでビタミンやフィトケミカルを摂取して、エネルギーをチャージしつつ気分転換してみてはいかが。
新宿御苑並びにある『ぴーまん』は、その名の通り野菜に力を入れた店。低速回転の専用ジューサーを使ってつくる野菜ジュースは、いずれもフレッシュ感がすばらしい。肝臓の浄化作用があるとされるビーツを中心に、パイナップル、オレンジ、リンゴ、レモンをブレンドする『ビーツ&フルーツ』は、鮮やかなフューシャピンクの見た目とはうらはらにさわやかな飲み口で非常に飲みやすくておすすめ。新宿御苑散策のあとに立ち寄りたい。
下町、向島にある生ジュースと自家製パンの専門店。アロエやリンゴ、パセリなど数種が入る『活性生ジュース』が人気だが、同店の『アボカドジュース』はアボカド、牛乳に隠し味程度のレモンの絞り汁が入り、濃厚な飲み口が特徴だ。もったりとした独特のテクスチャーで、ほどよい酸味がきいていてまるでヨーグルトのようでクセになる味。グラハム粉を使った名物の『くるみパン』(300円)と合わせれば、お腹いっぱいになるだろう。
『季節の生ジュースとくるみパンの店 カド』の詳しい情報はこちら
人形町の甘酒横丁交差点にある果物店『須賀屋』が営むジューススタンド。専門店ならではの目利きによる、旬のフルーツをふんだんに使ったジュースが楽しめる。なかでもおすすめは、たっぷりのイチゴにほんの少量の牛乳を加え、ほんの一瞬だけ撹拌して仕上げる『いちごミルク』。イチゴの粒を粗めに残して仕上げているため、イチゴの存在感がしっかり際立ったジュースだ。人形町で喉を潤したくなったら、迷うことなくここへ。
夜遅くに歌舞伎町で生ジュースを飲みたくなったらこの店しかない。昭和レトロ炸裂といった店内で(店内だけでなく、外観も時が止まったかのように錯覚させるが)、極上の生ジュースが楽しめる。『マンゴジュース』は、さらりとしたテクスチャーですっきりした飲み口でおすすめだ。もしも看板がしまわれていたとしても諦めないように。ドア横のインターホンを押せば、歌舞伎町の歴史を感じさせるような名物の女主人が出迎えてくれるはず。
昭和レトロ系の古めかしい店はちょっと苦手という人におすすめしたいのは、ナチュラルな店内が居心地ばつぐんの、恵比寿にある『マルゴデリ』。ホウレン草、バナナ、オレンジ、キウイをミックスした『グリーンミックス』は青臭さがまったくなく、やさしい甘みでするする飲める。もう少し甘みがほしいという人には、リンゴ、ニンジン、バナナ、オレンジをミックスした『オレンジミックス』がおすすめ。いずれもなめらかな飲み口が特徴で、グラスにたっぷり注がれるのもうれしい。人気の『アボカドジュース』も、濃厚な味わいでおすすめ。
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