パブリックアイ 第13

小林望(30)恵比寿2丁目にて

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パブリックアイ 第13回

小林望 パブリック・リレーション

その洋服は、1枚でそういうデザインなんですか?

小林:そうです(笑)。ゴルチエで買った洋服で、最近のお気に入りです。

髪が真っ黒ですね。何かこだわりがあるんですか?

小林:染めたりすると、のびてきた時に面倒なんですよね。私が黒にし出したころはカラーリング流行で、私も「はちみつ色にしてください」なんて美容師さんを困らせたりしていたんですが、ここ5、6年はずっと黒ですね。だけど、最近ツーブロックにして、金のメッシュを入れてみました(笑)。

なんだかファッションチェックみたいですが、ブレスレットも素敵ですね。

小林:香港の『CONNIE』というデザイナーの作品で、オーダージュエリーではないんですが、1点ものなんです。代々木八幡にある『HERBPARIS』というお店で買いました。

首にまいているものは?

小林:インドの布です(笑)。これは通販です。

この辺りでお仕事をしているんですか?何をしているんですか?

小林:職場はこの階段を上がったところにあります。ランドスケープデザイナーの団塚栄喜の事務所に勤めていて、PRをしています。マネージメントを含めての仕事なので、とても楽しいです。
私はもともと美大で建築とインテリアデザインを専攻していました。団塚の事務所に勤めて1年になりますが、色々な仕事を経て、また建築やデザインの世界に戻ってこられたことがとても嬉しいですし、デザインって、アートとも全然違うし、本当に面白い世界だなぁと改めて思っているところです。

今、注目しているデザイナーはいますか?

小林:建築家の榊田倫之さんです。1976年生まれでまだまだ若いでんすが、とても緻密な人です。夢見がちに語られた理想像を、現実的に実現するにはどうすれば良いかを考え、それを実現していくことができる建築家だと思います。団塚も、榊田さんはきっともっと有名になる!と言っていました。

ほかにもいますか?

小林:トラフ建築設計事務所というのがあって、鈴野浩一さんと禿真哉さんという建築家さんがやっているんですが、2人もとても面白いですよ。先日六本木で開催していたエキシビションも見に行きましたが、発想が柔軟で、良くしゃべる2人のキャラも良くて、とても注目しています。

このあたりでおすすめのランチスポットはありますか?

小林:ランチは15時くらいに終わってしまう所が多くて、いつも広尾商店街のお惣菜屋さんで買って来たりしています。それと、『マウイコーヒーロースターズ』は良く行きますよ。ハワイの雰囲気でのんびりできるのでとても好きなお店です。

『マウイコーヒーロースターズ』は私も良く行きます!次は座ってお話しましょう!

小林:(笑)

さらに“のぞみさん”から

「仕事に執着があるわけではなく、生活の一部なんですよね。朝から夜まで大変だなとは思いつつも、ちょっと早く帰れると、何して良いかわからなくなることがあります」

「結婚して、家庭に入って欲しいと言われたら悩みますが、ハワイで暮らそうとか、アラスカで暮らそうと言われれば、すぐについて行くと思います(笑)」

「すぐそこに『MA2 ギャラリー』というのがあって、展示が始まると必ずチェックするようにしています」

テキスト 東谷彰子
※掲載されている情報は公開当時のものです。

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