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2005年のキャノン写真新世紀で佳作入選し、現在はコマーシャルフォトグラファーとして活動するかたわら、プライベートワークも発表しつづけている渡辺一城の個展。祖父母が営む精肉店で撮りつづけた豚の姿を発表する。「豚は生まれてくる理由も分からぬまま、生後 6ヶ月で肉にされる。私はなぜ人として生まれ、精肉店の孫として育ち、故郷から遠く離れた地で豚を撮影することになったのか。理由は分からないが、きっと豚と同じように決められた運命だったに違いない」と語る渡辺は、撮影を通じて運命というテーマを導きだした。鑑賞者の心にさまざまな感情を想起させる展覧会となることは間違いない。6月22日(土)には解剖学者の養老孟司、 6月29日(土)には臼井農産代表取締役の臼井欽一をゲストに迎えたアーティストトークも開催される。
日程
2013年6月15日(土)~7月4日(木)
時間
11時00分〜20時00分
休み
無休
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