タイムアウト東京ブログ

インタラクティブ生まれ変わった、サンリオピューロランドを体験

今年で開業23年を迎えるサンリオピューロランドが、開業以来はじめてとなる大幅リニューアルを実施し、2013年7月20日、4つのアトラクションと1つのレストランからなる新エリア『サンリオタウン』をオープン。ピューロランドこだわりの内装や見逃せないポイントを、いち早くお伝えしよう。

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ピューロランド2階部分に新設された『サンリオタウン』の目玉とも言うべき『レディキティハウス』は、日本の「Kawaii」を象徴するキャラクター、ハローキティをモチーフにしたウォークスルーアトラクション。このアトラクションのために新たにデザインされた『レディキティ』の家をイメージし、バラ庭園やミルクティーバス、フォトスタジオなど、「10のセレブ体験ゾーン」が用意されている。鏡の前に立つとレディキティのドレスを着た自分の姿が映る『ドレスタワー』や、扉からバルーン製の大きなクマが現れる『キティハグアベア』、和風アレンジを施された『茶室』などの大掛かりなしかけが続き、最後の部屋『フォトスタジオ』では、レディキティと一緒に記念撮影(写真購入は1枚 1,000円)をすることができる。

人気を集めそうなのは、キャラクターの人気投票『サンリオキャラクター大賞』でハローキティに次いで2位を獲得したマイメロディのライドアトラクション『~マイメロディ&クロミ~マイメロードドライブ』だ。マイメロディのライバルキャラクター『クロミ』が考案したエコ・マイクロカーに乗り、マイメロディたちが暮らす『マリーランド』を一周。きのこの森やいちご畑などを巡り、マイメロディのアットホームな世界に触れられる。特筆すべきは、顔認証システムを利用した写真サービス。ライドを降りた後で専用モニターに顔を映すと、画面にアトラクション内で撮影された自分の写真を映し出してくれる。さらに、写真にスタンプやペンツールで自由に書き込みをして、プリントアウト(1枚800円)することも可能だ。

サンリオで育った大人達には、過去544号分の『いちご新聞』の展示コーナーや人気キャラクターの徹底解剖コーナーを備えた『いちご新聞ミュージアム』がおすすめ。中でも、1975年の創刊から現在までの『いちご新聞』の表紙を一面に並べたコーナーは圧巻。人気キャラの移り変わりがわかるばかりか、各時代を繁栄したサンリオキャラクターから、70年代~2000年代までのKawaiiカルチャーが一望できる。『苺新聞ミュージアム』は期間限定となっているので、気になる方は早めにチェックして欲しい。


©2013 SANRIO CO.,LTD.


©2013 SANRIO CO.,LTD.


©2013 SANRIO CO.,LTD.

また、以前からあったフードコートは席数を300に増設し、約50のメニューが楽しめる『キャラクターフードコート』にリニューアル。『キキララのスイーツプレート』(1,300円)や『キティもなかアイス』(400円)など、キャラクターをイメージした可愛いメニューが揃っている。『鶏白湯塩ラーメン』(850円)や『キティのシーフードカレー』(1,200円)などのフードメニューも充実しているが、ベビーピンクのルーがのった『マイメロディのピンクチキンカレー』(1,200円)には少々驚かされるであろう。

今回のリニューアルは、最新技術を起用したインタラクティブな仕掛けが多いのが特徴。6月から新たに始まったショー『キキ&ララの星空の旅』では、プロジェクションマッピングの技術を活かし、新しい技術を積極的に取り入れているサンリオの姿勢が伺える。サンリオファンの女子だけではなく、男子も十分に楽しめる内容だ。夏休みは家族揃って出掛けてみてはいかがだろうか。

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