タイムアウト東京ブログ

No.1お化け屋敷プロデューサーによるお化け屋敷を体験してきた

7月も後半に差し掛かり、いよいよ夏本番。花火や海に出掛けるのもいいが、このうだるような暑さを吹き飛ばすには、やはりお化け屋敷しかないだろう。これまでに500万人以上を恐怖に陥れた日本を代表するお化け屋敷プロデューサー、五味弘文氏が手掛けるお化け屋敷『呪い歯ー密十号の家ー』が、東京ドームシティ アトラクションズにて、7月19日から開催されている。

1992年、後楽園ゆうえんちの頃より、同施設のお化け屋敷をプロデュースしてきた五味氏が手掛けるプロジェクトの今回のテーマは「歯」。「"ミツの呪い"がかかった"黒い歯"によって悲惨な死を遂げた絵美子が潜む家に入り、絵美子の口から"黒い歯"を抜かなければならない」という、ストーリーとミッションが課せられたお化け屋敷だ。ティーザー広告を見るだけでも十分に怖そうだが、その恐怖が一体どれほどのものなのか、タイムアウト東京が実際にアトラクションを体験してきた。

本開催前の報道関係者向けに披露されたプレビューに、「それらしいお化けの写真など撮れればいいな~」などと調子の良い考えで訪れたところ、手加減一切無し、通常運転でのアトラクション体験が提供されていた。単独でお邪魔したタイムアウト東京編集部員を案じ、主催者の方に同伴していただけることに。確かに、報道関係者向けの披露日だというのに、けたたましい悲鳴が中から聞こえていた。

ここでは詳細には触れないが、本物の民家を思わせる内装の構造、そして細かな小道具の数々がリアリティを一層引き立て、ポイントを押さえた演出に、仕事とということも忘れ本気で戦慄を覚えた約10分間。主催者の方と共に絶叫しながらも無事にミッションをクリア。アトラクション体験を終え、プロデューサーの五味氏にこのお化け屋敷の見どころについて聞いたところ、「空間を贅沢に使っているのでスケール感があり、舞台のセットの中に入ったような感覚が得られるんじゃないかと思います」と、アトラクションの戦慄とはかけ離れた和やかな笑顔で話してくれた。

ちなみに、アトラクション内のルートは10時~16時まで通過できる『絶叫編』と、17時から閉演まで開かれる『超絶叫編』とがあり、一部の内容が異なる。1度と言わず、この夏少なくとも2回は、呪いの歯の恐怖を楽しんで欲しい。

夏期限定お化け屋敷『呪い歯 ー密十号の家』の詳しい情報はこちら

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