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世界的自然フォトコンテスト『ネイチャーズ・フォトグラフィー』が日本初開催。優秀作はスミソニアン国立自然史博物館展示、招待ツアーも

世界二大自然フォトコンテストの一つ、『ネイチャーズ・ベストフォトグラフィー(Nature’s Best Photography)』が日本で初開催される。これは『ネイチャーズ・ベストフォトグラフィー ジャパン』として、プロ・アマ問わず広く写真を募集するもので、日本国内の自然写真作品が対象作品となる。

1995年にアメリカで設立されて以来、世界中の野鳥や野生動物、世界遺産クラスの絶景など、写真という媒体の芸術性を通じてその希少性や美しさを広く伝えてきた本コンテスト。47ヶ国から20,000 枚以上の作品がエントリーされる自然写真コンテストの権威的存在だ。毎年、厳重な審査により50作あまりに絞られた優秀作は『Smithonian Exhibition』として世界最大の来場者数を誇る博物館、ワシントンD.C.のスミソニアン国立自然史博物館に展示されてきた。そして今回、いよいよ日本国内の自然写真も海外に広く伝えられることに。陸空海の自然に囲まれ、四季折々の野生動物、野鳥を目にできる日本ならではの写真が期待されそうだ。

前述した通り応募資格は、プロ、アマを問わない。優秀作品には賞金が授与されるほか、本家イベント同様に世界屈指の自然博物館であるワシントンD.C.のスミソニアン自然史国立博物館への作品展示が行われるほか、さらには同博物館ツアー招待という特典も。日本の自然写真作品を海外にアピールする機会であると同時に、311以降の日本の表情を、自然写真を通じて伝える機会ともいえそうだ。

応募期間は2012年11月30日まで。応募に関する概要はオフィシャル・サイトから確認してほしい。

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