イラストレーション:桑原節
2013年11月11日 (月) 掲載
今週は「有意義な時間を過ごせる人」。本当に今日は楽しかったという時間はそうそう出会えない中、今はそういう時間に遭遇する率がかなり高い。その遭遇は、「あまり期待していない時」の場合が多く、付き合いでの遊びも今は馬鹿にできない。どこに有意義な時間が潜んでいるかはわからないので、何でも顔を出してみる価値はある。また、自分から楽しければ相手も楽しいと思ってくれている可能性が高く、そこから深い繋がりになることもある。異性なら恋愛、同性なら仕事に繋がるかも。
今週は「立ち向かう人」。攻め込まれたり追い詰められたりした時に、一歩下がるのではなく、一歩前に出る時。今は強気の姿勢が崩れることなく、後ろを振り返らず常に前を向き、ただひたすら前進を試みようとする。また、不正や腑に落ちないことに対しても、ひるまずに立ち向かってしまう。「敵に回すとちょっと厄介」「刺激しないようにしよう」などと周りからは思われてしまうこともあるかも。ただ、間違ったことは言わないので、間違っていないという自信をもとう。
今週は「裏表がない人」。自分を演じることに疲れてしまい、ありのままさらけ出してしまう時。「どう思われてもいいや」そんな開き直りの気持ちが湧いてきてしまう。そうなったら最後、ノーメイクでお出掛けするかのように、自分を着飾ることが嫌になってしまう。また、頑張って自分を演じたとしても、裏があるように思われたり、ボロが出てしまったり、演じきれなくなって失敗してしまう。今は厚化粧のように偽るよりも、すっぴんのようなありのままが一番。
今週は「北国の人」。雪がこんこんと降り、外気は冷たく、吐く息も白い。そんな寒々しい気持ちになってしまう時。陽気からは一番かけ離れた場所にいて、どうしても陰気な雰囲気に包まれてしまうので、妙にセンチメンタルな気分になったり、悲劇に心を奪われたりしてしまいそう。お祭りのような陽の場所は、どっと疲れてしまうので、今は避ける方が無難。自らも陰気な環境に身を置くようにすれば、哀愁が漂い、ある種の魅力がにじみ出てくる。
今週は「恐れ知らずの人」。危険ということが分からず、危険なことをやってしまう時。周りから見たら危険、自分から見たら普通、そんな風に危険がわからず、危険感知器が馬鹿になってしまう。それはとても危ない状況に思うかもしれないが、大物も大物とわからなければ普通に話せてしまうように、気付かないからこそ、大胆なことも変に緊張せずに普通にやれてしまう。ぜひ、自分は自信があるのに、なぜか周りが反対されることはやってみよう。恐怖心は可能性を奪うが、今は打ち勝ち可能性を広げられる。
今週は「空気が張り詰める人」。緊張感ある現場に出くわしやすく、気を張り過ぎて、疲れがどっと出てしまいそうな時。いつもとは違うプレッシャーのかかる仕事を任されたり、プロポーズのような一世一代の告白をする気になったり、何かしら「緊張」という負荷がのしかかってくる。また、いつもふざけ合っている相手とも、不思議と真面目に語り明かしてしまったり、または友達から秘密を打ち明けられたりして、なかなか気が休まることがなさそう。今だけは、背筋を伸ばし肩肘張って生きるのが良し。
今週は「ギャグみたいな人」。まさかと思ってしまうような、面白い奇跡的な出来事が起きてしまう時。その状況は、まるで笑いの神に取りつかれているみたいで、真面目に生きているだけなのに、最後はなぜか「面白い」になってしまう。自分は一生懸命なのに、周りがそれを見て楽しんでいる。そのギャップに苦しんでしまうかも。ただ、失敗しても怒られることなく笑いに変わり、全てを許してもらえる。笑ってもらえるのは得なこと、楽しませることができるのは素敵なこと。
今週は「入り乱れる人」。色々な出会いがやってくる。そして、色々な人と仲良くなれる。それで踏みとどまらず、親密になり過ぎてしまって混乱状態になってしまう。その中には勘違いもあるが、本当にややこしいことをしてしまうこともある。例えば、友達の片想いの相手と一晩共にする。もし何もなかったとしても、周りはそう思わず、それが混乱状態の始まりになってしまう。そんな風に、男女間の関係が入り乱れやすい。異性と遊ぶ時は警戒心と自制心を忘れずに。
今週は「アドレナリン放出の人」。痛みも苦しみも感じないぐらい、アドレナリンが放出され、いつも以上の活躍が期待できる。今なら少しぐらいの過重労働もなんのそので、あえて自分にハードスケジュールを課してみるのも悪くない。ただし、気を付けないといけないことが二つ。攻撃的になってしまうため、目つきが鋭くなり、口調がきつくなってしまうことがある。興奮しやすいため、一人勝手に盛り上がってしまい、浮いてしまうことがある。
今週は「天才と馬鹿は紙一重の人」。斬新すぎるアイデアに評価が二分されてしまう時。常識から外れている人は、最初は「異常者」と呼ばれ、誰かが評価し始めると「異端児」と呼び、それが新たな常識になると「パイオニア」と呼ばれるようになる。今はまだ「異常者」の時代。どうしても評価してくれない人の方が多くなってしまう。でも中には「パイオニア」と気付いてくれる人もいるはずなので、今湧き起こるアイデアを捨ててしまわないこと。自分だけは自分の才能を信じてあげよう。
今週は「やってはいけないことをやりたくなる人」。見ちゃいけないと言われると見てしまいたくなるように、やっちゃいけないと言われることをやりたくなってしまう時。人から反対されれば反対されるほど、やりたくなってしまい、人の忠告がかえって火に油を注いでしまう。危険ないけないことにも手を出してしまう可能性があるので、良識から踏み外さないことだけは、最後のストッパーとして、心に留めておこう。アクが強い人になったとしても、悪にはならないように。
今週は「困る人」。仕事でいえば、お金はいいけどやり甲斐のない仕事。みたいなこと。恋愛でいえば、性格はいいけど見た目はタイプではない。みたいな人からのアプローチ。何もかも理想には少し足りず、でも現実的に考えれば悪くはない。そんな理想と現実の狭間で悩むことになってしまう。ただ今は、やや現実思考に傾いていて、現実的な道を選ぶ方が後悔は少なくてすむ。悩み過ぎて他のことに支障がでてしまうぐらいなら、今は「理想より現実」と決めてしまおう。
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