イラストレーション:桑原節
2013年11月04日 (月) 掲載
今週は「一件落着の人」。困り事を抱えている人は、面倒臭がらずに向き合ってみるべき。今まで悩んでいたことが嘘のように、解決の糸口を発見できるか、または、腹が据わって、どうするべきか覚悟が決まってしまう。とにかく今ある問題は、ここで全てチャラにして身軽になろう。さらに、身軽になれば人の悩みにも手を差し出せるようになり、お助け解決人として、名を馳せることもあるかも。冴え渡った頭脳をフル活用して、有効に使いきろう。
今週は「初志貫徹の人」。過去の思いがふつふつと浮かんできてしまい、それをやらずにはいられなくなってしまう時。昔好きだった人や昔やりたかったこと、それらの過去の思い出を思い出では済ますことができず、再チャレンジの可能性を考えてしまう。特に現状に不満を考えている人は、悩むことなく今を捨てて、過去に戻ろうとしてしまう。もし三人以上の人から反対されたら、危険な方向に進もうとしている可能性がある。考え直す余地あり。
今週は「話しやすい人」。明るさと人なつっこい雰囲気が全面に出て、相手の緊張を取り除いてしまう時。初対面の人でも1時間もいれば、昔からの友達かのように打ち解けてしまい、ざっくばらんに話が弾んでしまう。打ち解けるまでいかずとも、敵視されることも嫌な気持ちにさせることもなく、好印象間違いなし。心がけることとしては、好き嫌いを作らず誰にでも平等に接すること。苦手意識のある人には、「嫌い嫌いも好きのうち」と自分に言い聞かせてみよう。
今週は「過信しやすい人」。ちょっと説明を聞いただけで、すぐにできると思ってしまい、見事に失敗してしまう時。早とちりの勘違いを起こしやすいのに、なぜか自信だけはもってしまう。だから危険。今は「できる」と思っても自分に対して疑惑の目を、「簡単」と思っても自分に対して「甘い」の厳しい言葉を、そんな風に、常に自分で自分を監視するようにしよう。慎重に動いて、失敗をしなければ、過信は自信に変わり、いずれ確信に変わるチャンスがやってくる。
今週は「草食の人」。決して自分から仕掛けることはなく、相手の出方をうかがってしまう時。消極的な姿勢はマイナスだが、相手を観察し、見抜く能力はずば抜けている。恋愛なら相手の情報を集め、会ってみてよく観察し、戦略を立ててから攻め込む、草食なりの戦い方を大切にしよう。また、どうしても受身になってしまいやすいが、その代わり、相手に合わせるのは得意なので、相手の喜びのツボをついて、楽しませることはできるはず。
今週は「急カーブの人」。突然の曲がり角、それもかなりの急カーブ、例え順調に真っ直ぐ進んでいたとしても、曲がらなければいけなくなり、遠回りせざる負えなくなりそう。そこでやる気を失くし、嫌気がさしてしまうのはしょうがないこと。だが、ここで投げ出してしまうのはもったいない。「急がば回れ」遠回りすることで、「素敵な出来事が待っているんだ」と気持ちを切り替えることが大切。実際、近道よりも遠回りの道を選ぶ方が実りは大きくなる。
今週は「ハードルを上げてしまう人」。「できる?」と尋ねられれば、できるできないに関わらず反射的に「できます」と言ってしまう。そうやって自分で自分の首をしめてしまう。その難から逃れるためには、頼まれそうな雰囲気を感じたら、即退散で逃げ出してしまうのが一番。捕まってしまったら、腹をくくって頑張るしかない。だが、思ったよりも頑張れるし、意外にできてしまうことも多かったりする。ハードルを上げれば、それに合わせて実力も上がってくれる。
今週は「大物感漂う人」。その一つは「ゆとり」、ハプニングが起きたとしても、焦ることなく落ち着きを放ち、冷静に対処できてしまう。もう一つは「寛大」、腑に落ちない出来事があったとしても、腹立つ人に出会ったとしても、「しょうがない」の一言で許せてしまう。その対応に、周りからは絶賛の雨あられ。ただし、初対面の人や仲が浅い人には一目置かれるがあまりに、距離ができてしまい、なかなか仲良くなれないかも。取り払うには失敗談を話すのが効果的。
今週は「もやもやする人」。決められないことや気になることが山積みになってしまい、気分が冴えず、もやもや状態が続いてしまう。手を打たずにほったらかしにしてしまうと、知らぬ間にため息ついて、周りから「どうしたの?」と心配されてしまうことも。面倒でも一つずつ向き合って、もやもやの原因を解決していこう。または、意識が飛ぶぐらい友達と飲み明かしたり、わめくぐらいはしゃいだりすれば、もやもやのいくつかはどうでもよくなり、少しは楽になるはず。
今週は「アタックする人」。やるべきかやらないべきかの選択で迷うと、針は「やるべき」に傾き、やらずにはいられない気持ちになってしまう。その動きは冒険家並みで、危険を恐れないどころか、ちょっとくらい危険がある方が燃え上がってしまう。そのため、仕事も恋愛も困難を感じるものに興味がいってしまいやすい。とはいえ、不倫みたいなあまりに危険で困難な恋には走らないように気を付けよう。困難と立ち向かえば自然と成長できるので、一回り大きな人物になれるはず。
今週は「倦怠期の人」。今置かれている状況に嫌気がさしてしまい、恋愛はもちろん、仕事や趣味まで、あらゆるところで「飽き病」が発症してしまう。その発症は突然で、昨日まで興味津々だったとしても、一日で180度気分が変わり、興味が失せてしまう。ただ、恋愛でいうところの誰もが起きる倦怠期みたいなもので、ここを乗り越えさえすれば、興味は元に戻るはず。今週湧き起こった心境は、まやかしの可能性があるということを忘れず、変化を起こすのはひとまず我慢。
今週は「遊牧民の人」。安住の地をもたず、常に移住を続ける遊牧民のような生き方になってしまう時。まずは出歩くことが多くなる。あっちこっちから遊びの誘いがあって、軽い人気者気分を味わえてしまうかも。続いて出歩きたくなる。休日は家でゆっくり休養を取ろうかと思っていても、午後になれば出掛けたくなり、家から飛び出さずにはいられなくなってしまう。こだわったり執着したりすることなく、流されるままの流動的な生き方を楽しもう。
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