イラストレーション:桑原節
2013年07月01日 (月) 掲載
今週は「人恋しくなる人」。一人でのお出掛けには、孤独を感じて、無性に寂しくなってしまう。特に都会や観光スポットなど、人がたくさん集まる場所で一人になってしまうと、人恋しさは最高潮に達してしまいそう。予定がないなら家でひっそりしているのが一番。人恋しさのおかげで、人からの誘いはいつもよりも温かく感じ、嬉しくもなり、感謝の気持ちさえ湧いてきてしまう。自然に人との繋がりを大切にできるはず。
今週は「人情家の人」。ヒューマンドラマを見たら、すぐに涙を流してしまうぐらい、人に共感を覚えてしまいやすい時。そのため、相談されれば、他人事には思えず、自分の事のように一緒になって悩んでしまう。その姿が相手の心に強く響き、同性なら友情が芽生え、異性なら恋心が湧いてしまう。反対に、心ない冷たい人に対しては、嫌悪感を抱き、対応が冷たくなってしまうから気を付けよう。冷たいだけでは留まらず、攻撃を仕掛けてしまうこともあるかもしれない。
今週は「そこそこで満足できる人」。テストで言えば、平均点のほんの少し上で十分満足してしまうくらい、望みが低く、満足感を得られやすい。目に見える成果は、いつもよりも芳しくなかったとしても、心はいつもよりも気分が良く、充実してしまう。現実的成果と精神的充実でいえば、今は断然、精神的充実に重きを置くべき時。大きな成果を目指して無理をするよりも、そこそこで健やかに過ごすことを心がけてみよう。
今週は「仁王立ちの人」。力強い様相で立ち、力強さがみなぎっているように見える。見るからにできる人オーラが漂って、頼もしく感じさせてしまう。周りの人の反応のおかげもあって、自分自身も「できる」と思いこめるようになり、やってみれば、意外に何でもできてしまう。さらにオーラは増して、周りはさらにできると思うようになる。プラスの循環でどんどん上昇してしまいそうだ。
今週は「イメージが浮かぶ人」。将来、自給自足で田舎暮らしをしたい、など具体的なイメージが湧いてくる時。妄想を浮かべることが楽しくなってしまい、一人妄想の世界に浸ってしまう。その妄想が、目指すべき夢となっていくので、浮かんだイメージは書き留めておくなり、誰かに話すなりして、自分の記憶に焼き付けておこう。妄想が未来を作ってくれる。
今週は「純粋な人」。もし、ドッキリにでもかけられたならば、間違いなく引っ掛かり、相手の言葉を疑うことなく素直に受け止めてしまう。騙されてしまうのでは?と不安になるかもしれないが、あなたの純粋さが勝り、騙そうと思っていた相手も、純粋な気持ちになってしまう。それは、まるで子供と触れ合っているような感覚。子供のように感じたままを言葉にして、言ってはいけないことまで言わないように。
今週は「人と比べる人」。自分の出来不出来は、自分では決められず、周りの人と比べて決めてしまう。そのため、人の動向が気になってしまい、周りの人が不出来であれば安心するし、周りの人の出来が良ければ、嫉妬と不安が押し寄せ、仕舞いには自信喪失で自分が不甲斐なく見えてしまう。不甲斐なさを払拭するには、負けているところばかりでなく、勝てるところも探してあげるようにしよう。周りが結婚をしている人が多ければ、結婚したくなるように、周りの流行に乗ってしまいやすい。
今週は「濃い人」。相手が胸焼けしてしまうぐらい、濃い人になってしまう。一度食べたら忘れられない食べ物のように、インパクト抜群で、個性が際立つ。目立ちたくなくても目立ってしまい、覚えてもらえること間違いなし。ただ、自分自身でも目立とうと意識してしまうと、濃くなり過ぎてしまい、目立つを越えて浮いてしまうので、自分では普通の振舞いを心がけよう。濃い人は薄い人といることで調和され、バランスが整うので、地味な人とは気が合い、助けにもなってくれる。
今週は「迷惑をかけないように生きる人」。ちょっとしたことで「迷惑では?」と思ってしまい、周りの人への気遣う気持ちが強まり、自分を抑え込んでしまう。その結果、ひっそり静かに生きることを好むようになる。その生き方は、「立派」と声をかけたくなってしまうぐらい「できた人」といえ、たとえ、褒められることがなくても、生き方に自信をもってほしい。人に迷惑をかけてしまうと、いつも以上に悪い気持ちになってしまい、悩みになるので注意しよう。
今週は「周りに翻弄される人」。自己主張が激しいような力強い人が周りに集まってきてしまう時。周りからの圧力が強く、相手の考えに押し込まれてしまいそうになる。自分の意見は、どこかふっ飛んでいってしまい、やる事なす事、煮え切らず気持ちも入らず、悶々としてしまいそう。負けてたまるかで反撃したとしても、さらに強く押し返されてしまうだけなので、無駄な抵抗はせず、柳になって受け流すのが一番。受け止めず、押し返さず、受け流すのがいいだろう。
今週は「期待に応える人」。周りから期待した通りの結果をだし、スターの座に後一歩まで迫る時。期待以上のことをするのがスターで、期待通りの働きをするのは、一歩手前の準スター、まずは準スターを目指してみよう。もし、準スターまでたどりついたならば、ここは欲をかいて、もう一つ上の「期待以上」を目指してスターになってほしい。期待以上のことができなくても、期待通りの活躍はできるので、何も心配せずチャレンジしよう。貪欲に上れるだけ上ってみよう。
今週は「攻める人」。気分は怖いもの知らずの押せ押せの状態で、躊躇なく果敢にアタックしてしまう。押し売り上手のセールスマンのように、相手を嫌な気持ちにさせずに、上手に攻め込むことができてしまう。その状況は、攻めるというより「入り込む」に近く、相手の中に浸食してしまい、自分色に染めてしまうこともできるはず。特に恋愛では、いつのまにか自分のペースに相手を巻き込み、自分優位な恋愛ができる。今は攻めるが勝ち。
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