2011年07月14日 (木) 掲載
日本に住もうと思っている外国人達にとって、放射能汚染よりも自然災害よりも、もっと恐ろしいことがあるかもしれない。マーサー 2011世界生計費調査によると、アンゴラの首都ルアンダが世界中で一番物価の高い街に認定されたが、日本の首都である東京は、なんと第2位。つまり東京がもう一度、アジアで一番生活費の高い街だと認定されてしまったことになる。東京だけではない。大阪は第6位(アジアでは第2位)、ギリギリ選外でランクされた名古屋は第11位(アジアでは第5位)にランクされている。
この調査は200の地域から選んだ214都市で行われ、家賃、運賃、食費、衣服、家電から娯楽費まで幅広く調べられた。通貨は米国ドルに統一されたので、比較の対象になったのはニューヨーク。ニューヨークはアメリカで最も生活費の高い街であるが、世界的には第32位にランキングしているだけ。
マーサー 2011世界生計費調査は最も信頼できる調査と見なされており、特に国際的に視点をもつ外資系企業が従業員の給与などを決める際に用いられている。
アジアの最も生活費が高い街トップ10
括弧の中は世界全体のランキングを表示
Copyright © 2014 Time Out Tokyo
コメント