GW2011ガイド

VACANT映画イベント、円盤映画祭、アメリカ異才監督特集 ほか

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GW2011ガイド

Charlie Kaufman night, May 7

第1回 原宿シネマ 旅を感じる映画たち Vol.1

5月3日(火)
VACANT
映画館がない街、原宿に映画館が誕生する。原宿にあるフリースペース『VACANT』と映画会社のスタイルジャムによる定期上映イベント『原宿シネマ』がいよいよスタート。各回、様々な館長を迎え、人生に衝撃を与えた1本の上映、そしてトークイベントが行われる。第1回 旅を感じる映画たち Vol.1の館長は、CandleJUNE。上映作品は、ショーン・ペン監督作品の『イントゥ・ザ・ワイルド』となっている。要事前予約。

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円盤国際映画祭2011

5月4日(水)まで
円盤
“喫茶店”であり“CDショップ”であり“イベントスペース”でもある特殊空間、高円寺の『円盤』で、映画イベント『円盤国際映画祭2011』が開催される。ほとんどの参加者が映画製作初心者という30数組のアーティストが、短編映画15分一本勝負。その映画を来場者が採点し、上位6本が本選へと送られ、優勝作品が決定する。優勝者には全6日間の上映チャージ全額を授与。そして入賞作全作品を収めたDVDも発売される。

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特集上映 25年目のチェルノブイリ

5月6日(金)まで
ポレポレ東中野
毎年、チェルノブイリ原発事故の発生した4月26日に、原発に関する作品の企画上映を開催しているポレポレ東中野の恒例イベント。25回目となる今回はその規模を拡大し、2週間の特別上映を行う。恒例の『ナージャの村』(1997)、『アレクセイと泉』(2002)に加え、上関原発建設予定地の目の前にある山口県祝島の生活を捉えた『祝の島』(2010)や、原発の建設記録を追った記録映画、六ヶ所村核燃料サイクルに関してのルポルタージュ、フランスのラ・アーグやイギリスのセラフィールド、ドイツのヴァッカースドルフの原子力関連施設やその近辺に暮らす人々を収めたドキュメンタリー、原発・核実験を扱った劇映画など、バラエティに富んだ作品が上映される。

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現代アメリカ異才作家 ゆかいな3人組

5月7日(土)
新文芸坐
ゴールデンウィーク終盤の5月7日、新文芸座ではオールナイトでチャーリー・カウフマンを堪能するイベントが開催される。チャーリー・カウフマンが脚本を担当した、スパイク・ジョーンズ監督作品『マルコヴィッチの穴』(1997)、ミシェル・ゴンドリー監督作品『ヒューマンネイチュア』(2001)と『エターナル・サンシャイン』(2008)、そして自身の監督デビュー作となった『脳内ニューヨーク』(2008))。この4本が22時から翌6時まで上映される驚異の一夜だ。

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ソフィア・コッポラ監督の最新作『SOMEWHERE』

新宿ピカデリー ほか
ソフィア・コッポラ監督の最新作『SOMEWHERE』が、4月2日(土)より全国31館でスタートした。第67回ヴェネチア国際映画祭を制したこの新作は、すさんだセレブ生活を送る俳優の父と、ティーンエイジャーになる一歩手前の娘が過ごす、かけがえのない日々優しく描いたハートフルなドラマだ。

舞台はハリウッド伝説のホテル“シャトー・マーモント”。フェラーリを乗りまわし、退廃的に暮らす映画スター、ジョニー・マルコ(スティーヴン・ドーフ)のもとへ、前妻と同居する11歳の娘クレオ(エル・ファニング)がやって来る。ひさしぶりに娘と過ごす親密な時間のなか、ジョニーはやがて気付いていく ――自堕落な生き方が置き去りにしてきた、大切な何かを。

ソフィア・コッポラ監督へのインタビューはこちら
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映画『ピンクスバル』

UPLINK X
2011年2月のゆうばり国際ファンタスティック映画祭で審査員特別賞とシネガーアワード(記者賞)の2部門を受賞した『ピンクスバル』。日本人監督の小川和也が、イスラエルとパレスチナの境界にある街で起きたスバル車の盗難をめぐる騒動を通して、紛争地帯と知られる地域の何気ない日常を描いたコメディー作品。

エグゼクティブ・プロデューサー宮川秀之へのインタビューはこちら


映画『キッズ・オールライト』

『キッズ・オールライト』は2人の主人公を中心として、ロバート・アルトマンの映画を彷彿とさせるロサンジェルスを舞台にストーリーが展開される。ジュリアン・ムーア扮するジュールは家庭を守る主婦、そして稼ぎ頭の医師であるニックを演じたのは、快活なアネット・ベニング。

リサ・チェロデンコ監督、ジュリアン・ムーアへのインタビューはこちら
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映画『100,000年後の安全』

から
UPLINK FACTORY
フィンランドで建設されている、高レベル放射性廃棄物の最終処分場“オンカロ(隠された場所)”。地下500メートルに巨大な施設を作り、高レベル放射性廃棄物が安全な状態になるまでの10万年間、管理するための施設だ。2020年の正式運用を前に、同施設に世界で初めてカメラが潜入したドキュメンタリー作品が、この『100,000年後の安全』。アップリンクは、今秋の公開を予定していたが、福島原発の事故を受け、緊急公開を決定した。

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ジブリの森のえいが展―土星座へようこそ―

から
三鷹の森ジブリ美術館
ジブリ美術館で、短編映画を上映している映像展示室『土星座』。そこで上映されている7つの作品を、立体造形物やパネルを使って紹介する企画展示している。日本民話が題材の“ねずみ”の話や、長編映画と同じくらいの作画枚数で緻密に描かれた水の中での恋物語。音や効果音が文字になって画面に現れる楽しい作品や、『となりのトトロ』に登場しためいの“ある一日”の不思議な体験を描いた話。これら多彩な作品を紹介している。それぞれの作風をいかして作られた立体造形物は、ながめるだけでなく、さわったり、腰掛けたりできるものもあるので、まさしく“映画を体験する”といえるだろう。

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【ギフト】『パイレーツ・オブ・カリビアン』試写会

応募期間:5月8日(日)まで
ジョニー・デップが海賊ジャック・スパロウを演じるシリーズの最新作、『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』が3Dで登場。同作のジャパン・プレミア試写会に、3組6名を招待する。

永遠の命をもたらすという伝説の“泉”。海賊が恐れる伝説の海賊・黒ひげが、その泉を狙って動き出したとき、ジャック・スパロウの前に、かつて愛した女海賊・アンジェリカが現れ、ジャックを呪われた航海へと誘う。時を同じくして、イギリス国王もスペインに対抗して“泉”探索に乗り出す。その船を指揮するのは、不滅の海賊魂を封印し、国王に忠誠を誓う海軍将校へと寝返ったバルボッサ。史上最強の海賊たちが、禁断の宝“泉”を求めて動き出した。泉の場所を知るのは、ジャック・スパロウただひとり。それぞれの野望と裏切りが渦巻く中、果たして誰が、泉へ到達し、永遠の命を手に入れることができるのか。

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By タイムアウト東京編集部
※掲載されている情報は公開当時のものです。

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