パブリックアイ 第40

成沙紀(20) 表参道にて

パブリックアイ 第40回

成沙紀 出版社勤務・大学生

名前はなんと読むんでしょうか

:成と書いてソンです。ソン・サキといいます。

おいくつなんですか

:この間、20歳になりました。

大学生?

:そうです。昼は神保町にある某出版社で働いているんですが、夜は青山学院大学に通っています。

なぜ青山学院大学にしたんですか

:まず東京に出たかったので、東京が第一条件(笑)。あとは英語の勉強をしたかったのと、夜間を希望していたのでこの大学になりました。

英語が好きだったんですか

:色んな人と知り合って話しをしたり聞いたりしたいので、そのためのツールとしての英語、ということなんですよね。とくに海外で生活したいとか、そういうことではないんです(笑)

何かサークルには所属しているんですか

:ワンダーフォーゲル部に入ってます。父親が山岳部だったんですよ。それでずっと山登りについての話しを聞いて育って。あとは田舎育ちだったので、自然にふれたかったんですよね。

山はどれくらいのペースで登っているんですか

:部としては、基本的に月1回ですね。夏は富士登山があって、9月のはじめには屋久島に行きました。

富士登山は大変でしたか

:部に入った最初の頃は、高尾山でも口で息をするくらいだったんですよ。でも続けるうちに体力もついてきて。富士山も去年は頂上まで行きました。今年は8合目までだったんですが。

山登りで何か心がけていることはありますか

:こう見えても主将なんで(笑)。チーム全体を見ることですかね。一番前で、ペース作って。無理しないのが一番です。行く前には計画書を作ってイメージトレーニングをしています。

さらに“沙紀さん”から

「東京に来たのは入学の直前だったんですけど、大学に行ってみたらコスプレで授業を受けてる人がいて。やっぱり都会ってすごいなって思いました(笑)」

「やっぱり好きな料理は韓国料理になりますね。肉が好きなので、サムギョプサルはよく食べます!」

「最近は目黒区に住んでみたいなと思っていて。中目黒、祐天寺とか、なんかもう地名の響きがいいですよね。田園都市線が混んでなかったら世田谷区もいいんですけど……」

テキスト / 撮影 Takeshi Tojo
※掲載されている情報は公開当時のものです。

この記事へのつぶやき

コメント

Copyright © 2014 Time Out Tokyo