週末しかできない25のこと

2月21日(土)

週末しかできない25のこと

東宝スタジオ メインゲート ©TOHO CO., LTD.




しぼりたて祭り門前仲町 2015

アラウンドタウン
2015年2月21日(土)
しぼりたての新酒を、風情ある下町で堪能できるセルフ形式のはしご酒イベント。SHIBUYA SAKE FESTIVAL 2014やしぼりたて祭り錦糸町やなど人気の日本酒イベントを多数手がけるKURANDの主催イベントが、満を持して門前仲町に登場。参加料さえ払えば、全国各地から集まった6蔵元のできたばかりの日本酒が飲み放題。KURANDが手がける他イベント同様、イベント参加店舗で提供される料理メニューは、いずれも300〜500円とリーズナブルな値段でのキャッシュオン制。串焼きから割烹、海鮮料理まで江戸情緒溢れる粋な街、門仲らしい飲食店が参加する。日本酒の造りのこの時期にしか味わえない、フレッシュな新酒を江戸っ子気分で存分に楽しんでほしい。
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TORTURE GARDEN JAPAN

アート&カルチャー
ナイトライフ
2015年2月21日(土)
会場:FREQ
日本最大の老舗フェティッシュパーティーが、満を持して4年ぶりに開催される。ハイクオリティなパフォーマンスを繰り広げる出演者はもちろん、オーディエンスまでもが、ゴムで作られたラバーファッションやSMの女王のような衣装を纏い、フェティシズムを全身で表現しているのがこのパーティー最大の特徴だ。本国イギリスのトーチャーガーデンは、1990年にロンドンで開催されてから現在まで続く、現存するフェティシズムイベントでは最も歴史の長い伝説的パーティー。「フェティシズム」「パフォーマンスアート」「モダンプリミティブ」の3つの要素を主題に掲げる同イベントが、唯一公認している他国版パーティーが『TORTURE GARDEN JAPAN』だ。本家ロンドンと同様に、ラバーやレザー、ゴシック、サイバー、SM、ドラァグなど、フェティッシュなファッションを対象としたドレスコードを敷いているので、自分の個性やジェンダーを具現化した、インパクトのあるファッションで参加してほしい。
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シュヴァンクマイエル映画祭 2015

映画
2015年2月21日(土)~3月13日(金)
会場:シアター・イメージフォーラム
チェコが生んだシュルレアリスト、ヤン・シュヴァンクマイエルの映画祭。今回は、『アリス』、『オテサーネク』、『サヴァイヴィング ライフ』と代表的な作品に加え、世界的な評価を受ける傑作短篇作品を合わせた6プログラム、22作品が上映される。また、シュヴァンクマイエルの原点ともいえる舞台作品の中でも関係の深いラテルナ・マギカの『魔法のサーカス』から人形演出を行った場面が特別上映される。
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菅田ミサ×ネーサン・カウドリー 2人展 Deee!!

アート
2015年2月21日(土)~3月15日(日)
会場:WISH LESS
広島出身の菅田ミサと、ブライトン出身のネーサン・カウドリーの2人展。日本とイギリス、遠く離れた国に住む2人の絵画、イラスト、コラージュが展示される。アンダーグラウンドで不思議な世界を体感してほしい。
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東宝スタジオ展 映画=創造の現場

アート&カルチャー
2015年2月21日(土)~4月19日(日)
会場:世田谷美術館
世田谷区にある国内最大規模の映画撮影所、東宝スタジオに焦点を当てる展覧会。1954年に公開された2本の映画、東宝の代表作である『ゴジラ』と『七人の侍』を取り上げ、美術の視点から特殊撮影と東京の時代劇の魅力を探る。また創立よりスタジオで活躍する様々なクリエイターたち、スタジオで映画製作に携わった美術家や作家なども紹介される。
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山口晃展 前に下がる 下を仰ぐ

アート
2015年2月21日(土)~5月17日(日)
会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー
日本美術の伝統を換骨奪胎した作品で知られる山口晃が、茨城県の水戸で個展を開催。卓越した画力で緻密に描かれる画面には、バイクや高層ビルによって表される現代的な風俗が、歴史的な画風と絶妙な調和を見せる。古今東西の時空が混在する都市鳥瞰図や合戦図は、日本美術史に対する深い造詣に裏打ちされており、ユーモラスなだけでなくシニカルですらある。本展では、画家を代表する絵画作品のほかに、既存の柱を電信柱へと変貌させる『忘れじの電柱』や新作インスタレーションも登場。同館ならではの、順路に沿って部屋ごとに異なる作品世界が展開していく展示形式で、過去と現代、現実と非日常が混然一体となった山口ワールドを堪能できる。
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ラストミニッツ


塩保朋子 Cosmic Perspective

アート
2015年2月21日(土)まで
会場:SCAI THE BATHHOUSE
泡や細胞などの自然界に繰り返し現れるパターンをモチーフに巨大な紙を切り抜いた、緻密かつ壮大な作品で知られるアーティスト、塩保朋子による個展。東京都現代美術館に収蔵されている圧倒的なスケールの作品、『BIRTH』が印象に残っている人も少なくないだろう。2008年には、束芋や高橋匡太も過去に受賞している、五島記念文化賞美術新人賞を受賞。その副賞として、中国広東省の象牙彫刻や、フィレンツェのマーブル紙、トルコのエブルアート(マーブル染め)に密接に触れる機会を得た塩保は、これらの工芸品の装飾に古来より受け継がれてきた渦や円などの有機的な形象への探求をより深めた。本展では、自然現象や伝統工芸にみられる普遍的な形が、素粒子の生成から銀河の泡構造までの多層的なイメージへと昇華される。インスタレーションや平面作品など、8点を予定。
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フランク・ニーチェ 欧州の荷物

アート
2015年2月21日(土)まで
会場:NANZUKA
現代のドイツ絵画を代表する1人でもあるドイツ人アーティスト、フランク・ニーチェの展示。ニーチェの表現のもととなるのは、マスメディアが配信する現代社会に充満させる無数のイメージや、大量に消費されるプロダクト製品など。それらの印象をシャープな線と幾何学図形を用い、破壊と創造を繰り返しながら表現している。今回、約4年ぶりとなる新作の展示に足を運んでほしい。
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クリエイションの未来展 第2回

アート
2015年2月21日(土)まで
会場:LIXILギャラリー2
日本の建築、美術界を牽引する4人のクリエイターを監修者に迎えるシリーズ展の第2回目。日本の金属工芸技術を現代にいかした金工作家、宮田亮平による展覧会。本展では、50年に渡る宮田亮平の創作の中でも、ライフワークとも言えるイルカをモチーフにした金属造形の『シュプリンゲン』シリーズから、初めて水中でイルカと一緒に泳いだ感動を表現した幅2.7mの大型作品『跳』(2013)と、台風で佐渡に押し寄せた高波のイメージから生まれた『翔』(2011)が展示される。
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テキスト タイムアウト東京編集部
※掲載されている情報は公開当時のものです。

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