2010年11月09日 (火) 掲載
11月7日には都内でたくさんの酉の市が開かれた。2010年の酉の市は19日の二の酉まで。東京きっての冬の風物詩である祭りと共に、日はどんどん短くなり、本格的な冬が訪れる。それと同時に、冬祭りもラッシュ到来だ。毎週、至るところで催される昔ながらの祭りに足を運んで、今年も東京の冬の始まりを楽しもう。
江戸時代から続く全国的にも有名な酉の市。鷲神社は酉の市発祥の神社としても知られている。『浅草酉の市』は隣り合う神様と仏様両方のおとりさまにご利益をお願いできることから、毎年多くの人々で賑わう。長國寺では、金運大熊手守のほかにも、縁起菓子、「にぎり福」と寺紋を焼き入れた「ミニどら焼」が人気だ。
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社名が“大取”に通じ、宝物を大きく取り込むという商売繁盛開運招福の神様として信仰を集める神社。一、二の酉両日とも19時から社殿で太々神楽、熊手の舞が奉納される。
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熊手の露店が約60店舗、その他が約200店舗並ぶ大規模な酉の市。花園神社名物、見世物小屋が出るのもここならでは。18日(木)には前夜祭が開かれる。
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渋谷駅から徒歩5分。宮益坂の中央あたりにあり、日本狼の狛犬が出迎えてくれる珍しい神社。
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江戸時代、築地の埋め立て完成と同時期に鎮座し、2009年に鎮座350年を迎えた神社。酉の市当日は、境内で熊手が売られる他、神社では開運・商売繁盛の神符『かっこめ』(800円)が授与される。さらに、その中から抽選で100人に、金箔入りのかわいらしい縁起物『鯛金(たいきん)』が当たるチャンスもある。
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作物の収穫を感謝する祭りで、社殿では『太太神楽』が奉納される。1570年頃から行われているとされる伝統ある祭りで、1600年には徳川家康が関ヶ原の合戦に出陣する際に、勝利を祈願して奉納したとも伝えられている。その時の祈願成就の御礼として奉納された面などが現存する。
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石川県鶴来町にある波除稲荷神社の御神饌田(ごしんせんでん)で、5月6日のお田植祭、8月26日の抜穂祭を経て収穫された新米、稲穂を御神前にお供えし、神様に感謝する祭り。この米で作られた澄酒『波除』は翌年6月の大祭に、にごり酒『幸穂』(限定250本)は新嘗祭にお供えされる。1口3000円から。
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小林一茶が「やせ蛙 負けるな一茶 是にあり」や「蝉なくや 六月村の 炎天寺」などの名句を詠んだ地として知られる寺で開催される祭り。全国小中学生俳句大会の表彰式や吹奏楽の演奏、大道芸、俳句コンテストをはじめ、一茶の句にちなんだ『奉納蛙相撲』も行われる。
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等身大の人形に菊の衣裳が着せられた名物『菊人形』、2010年のテーマは『龍馬伝』だ。人形は2パターン5体が飾られている。ほかにも千本咲、大懸崖、盆庭などアーティスティックな大作りや、『江戸菊』や『巴錦』といった古典菊など、約2000株が展示され、壮大な景観を作っている。
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新穀豊作に感謝する新嘗祭に由来する祭り。新米で醸したどぶろくを神前に供えた後、参拝者にふるまう。12時30分から奉納される里神楽舞は、国重要無形民俗文化財に指定されている。強運厄除守のみみずくや茅の輪守が授与される。
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品川の千躰荒神は、江戸時代からかまどの神様、台所の守護神として多くの人々から信仰されている。この荒神は、火と水を守る台所の神。台所に祀ると、一切の災難を除き、衣食住に困らないとされる。祭では千躰荒神王が御開帳となり、護摩修行が行われる。かまどにちなんだ縁起菓子『釜おこし』が人気。
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神宮外苑のいちょうが黄色に色づき始めると、この祭りが始まる。期間中は、各地の名産品が集まる模擬店や大道芸のライブパフォーマンスなど、さまざまな催しが行われ、多くの人々が訪れる人気スポットだ。
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300年をもつ秩父神社の例大祭。京都祇園祭、飛騨高山祭と共に日本三大曳山祭のひとつに数えられており、秩父市の師走名物。豪華な彫刻が施された笠鉾2 基と屋台4基の山車を町中引き回し、3日のクライマックスには御旅所へ引き上げる様子は大迫力。冬の澄んだ空に上がる花火も人気の祭りだ。
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