2014年11月27日 (木) 掲載
1895年11月27日にスウェーデンの化学者のアルフレッド・ノーベルが、ダイナマイトの発明で得た財産を人類の平和に寄付するという遺言状を書き、ノーベル賞が始まるきっかけとなったことから、今日はノーベル賞制定記念日。浅草のアミューズミュージアムは、ノーベル平和賞を受賞したケニア人女性、ワンガリ・マータイさんが広めた『MOTTAINAI(モッタイナイ)』の考えのもと誕生した、日本の美術工芸を紹介する美術館。美術館自体も築43年の建物をリノベーション使用している。常設展コレクションのボロは、江戸時代から農村などで継ぎ充てを重ね、何代にも渡って着続けられた着物。もともとは丈夫にする為の作業であったが、パッチワークのような独特なデザインが高く評価され、現代美術のコレクターからも買い求められるという。昔のものの美しさに触れることで、今自分が何気なく使っている身の回りのものにも価値を見出してみてほしい。
月灯りと緑の音楽会
東京タワーの夜景と緑に囲まれた特設ステージで開催される、風景と音楽の融合をゆったりと堪能できる音楽イベント。今年は「世界の音楽」をテーマに、月1回のペースで開催されている。12月のテーマは…続きを読む
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