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7月26日(火)から31日(日)までの6日間、東北地方の人々が築いてきた文化に焦点をあてる特別企画展が開催される。
東北地方の人々の精神とものづくりの持つ、大きな力。雪の季節が長く厳しい環境のなか、人々は自然と共存する暮らしを大切に、工夫を凝らしながら、美しく力強い日用品を生み出してきた。かつて柳 宗悦が、「日本でのみ見られるものが豊(ゆたか)に残っている、手仕事の国」とも記した東北地方。こうしたものづくりの知恵や、長い歴史のなかで伝えられ、磨かれてきた伝統的な手仕事の技は、今日、私たちの社会を支えるさまざまな技術にも結びついている。
今回は生活の基礎となる“衣食住”の“衣”に軸をおき、21_21 DESIGH SIGHTディレクターのひとりである三宅一生が、東北で生み出される日用品の数々をその背景とともに紹介。自身の衣服デザインにおける東北との関わりを通して、東北の“底力”を見つめていく。
会期中は展示や映像上映のほか、連日、職人を招いての実演やトークイベント、詩の朗読や音楽の演奏が行われる。入場は無料なので、東北地方の文化に触れられるこの機会、ぜひ足を運んでほしい。
日程
2011年7月31日(日)まで
時間
11時00分~20時00分(入館は19時30分まで)
休み
会期中無休
料金
入場無料
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