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今やゴールデンウィークの恒例となった『ラ・フォル・ジュルネ』も、今年で11回目を数える。とかく敷居が高いと思われがちなクラシック音楽を、より身近に気軽に楽しめるように、様々な工夫を凝らしている。プログラムのなかには、楽器体験や乳幼児同伴可能な演目、展示スペースや飲食の場を設けるなど、ほかに類を見ない。 毎年コンセプトを決めて開催されるが、今回のテーマは「パシオン~恋と祈りといのちの音楽」。 恋ほど創作の原動力になるものはない。そこには、作曲家の言葉に表せぬ情念が託されている。祈りと音楽も不可分だ。「パシオン(Passion)」には「受難」という意味もある。人は平和や幸福への祈りを多くの歌にしてきた。いのちの躍動そのものといえる音楽に触れることで、生きる喜びや魂の叫びが聴こえてくるだろう。 『ラ・フォル・ジュルネ』の最大の魅力は、これら演奏を手頃な価格で聴けることだ。また、バロックから古典、ロマン派から近現代音楽まで、守備範囲が広いのも特筆に値する。プロデューサー、マルタンのパシオン(情熱)が満ちた、熱狂の3日間になりそうだ。
日程
2015年5月1日(金)~4日(月)
時間
前夜祭:5月1日(金)13時30分~14時30分(東京国際フォーラム ホールA)、19時20分~20時00分(東京国際フォーラム 地上広場)
5月2日(土)~4日(月)9時30分〜
料金
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