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車の枠を超えた、レクサスのブランド体験スペースがオープン

トヨタ自動車による海外向けの高級車ブランド『レクサス』のブランド体験スペースINTERSECT BY LEXUS(インターセクト バイ レクサス)が、2013年8月30日に南青山にオープンした。

ラグジュアリーブランドの路面店が建ち並ぶみゆき通り沿い、インテリアデザイナー、片山正通が手掛けた空間デザインが広がる、地下1階、2階建てのスペースが堂々誕生した。エントランスをくぐると、目の前に大型ヴィジョンの下に鎮座するレクサス車が。しかしながら、同所はいわゆるショールームとは違い、車の販売は行われない。ディスプレイされている車も、コンセプトモデルのみに限られると言う。吹き抜けになった1階フロアでは、2012年にオープンし、瞬く間に人気とその地位を獲得した代々木八幡のカフェ・バーFUGLEN(フグレン)監修のカフェスペースが広がる。代々木八幡の店と同じ味が、青山で味わうことができるのだ。ドリンクメニューの他に、自由が丘のベーカリー、BAKE SHOPのから毎日届く、『クロックムッシュ』をはじめとする、ペイストリーメニューを販売している。

壁面に白く塗装されたレクサス車のパーツがディスプレイされた階段を昇り2階に行くと、『CRAFTED FOR LEXUS』と題されたショップが展開されている。ブランドやクリエイター選出において、雑誌『MONOCLE』の編集長、タイラー・ブリュレからのアドバイスもあったと言う、「日本の匠の技」が光るプロダクトを販売。全ての商品に"CRAFTED FOR LEXUS"と印字された、完全オリジナルブランドの品々だ。メインスペースは、よりくつろいだ雰囲気のラウンジとして営業。アルコール類を含むドリンクの他、昼時は日替わりのランチメニュー、夜はコース料理も提供するレストランとして、フードプロデューサー、田島大地が監修する食事を楽しむことができる。

また、店内にはテイ・トウワによるオリジナルミックスが流れ、2か月に1度新しいミックスに変更されるていく予定だ。店内はいたるところにレクサスのモチーフがデザインに施され、レクサスファンや車好きにはたまらない空間だろう。

交流を育む場として、青山を行く誰をも迎い入れる同所は、今後、ニューヨーク、ドバイに展開が予定されている。車という枠を超えた、今後のレクサスの動向にも注目したい。

INTERSECT BY LEXUS(インターセクト バイ レクサス)の詳細はこちら

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