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フィンランド発のドーナツチェーン『Arnolds』が日本初上陸

1991年創業のフィンランドで40店舗を展開する人気ドーナツチェーンArnolds(アーノルド)の日本第1号店が、2013年5月29日、吉祥寺にオープンした。

店舗は東急吉祥寺店の裏手にあり、鮮やかな黄緑色がひと際目を惹く外観。オープン初日に店を訪れると店の前には長い行列ができ、店内に入るのにも1時間以上を要するほどの盛況ぶり。オープンから5日間、通常1120円のところ500円で提供される6種類のドーナツが入った1人1個100箱限定のアソートボックスは、開店30分を前に購入するための整理券が無くなったという。

ドーナツはフィンランドの伝統的な揚げ菓子「ムンッキ」と、アメリカンドーナツを組み合わせたふわっとした食感が特徴。いかにも外国のドーナツといった見た目だが、牛乳や卵を使用しない独自のレシピで作られており、食べてみると意外にも甘さ控えめで、軽く食べられる。グレーズにも、フィンランドで人気のキャラメルや、ベルギー産のチョコレートなど、厳選素材を使用しており、豊富なバリエーションが楽しめる。

はじめに食べて欲しいのが『シナモンシュガー』。ドーナツの上にシナモンシュガーをかかったシンプルな商品で、生地そのものの味を楽しめる。『プレミアムミルクチョコ』は、ベルギー産のチョコレートグレーズがたっぷりとかかった贅沢な一品。ミルクたっぷりで濃厚な味わい。『ハートストロベリー』は名前の通りハート型で、甘酸っぱいピンクのストロベリーグレージングが施されている。中に入ったカスタードクリームも甘さ控えめで酸味があり、可愛らしい見た目ながら爽やかな仕上がりだ。甘党な人にはチョコレートグレージングのドーナツの中にたっぷりのオレンジマーマレードジャムが入った『オレンジマーマレード』など、ジャムが入ったメニューがおすすめ。

その他、日本ではスイーツにはあまり用いられることのない、特有の香りと真っ黒なルックスのハーブ、リコリスを使用した『オリジナル リコリス』など、新しいフレーバーも追加予定。ドーナツ好きは是非一度足を運んでみて欲しい。


左から『オレンジマーマレード』(210円)『ストロベリー』(180円)

Arnolds 吉祥寺店の詳細はこちら


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