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ムンク生誕150周年記念、Cafe MUNCH限定オープン

「叫び」で知られるムンクはノルウェーを代表する画家だが、2013年はその生誕150周年に当たる。これを記念して、渋谷ヒカリエ7階の『FLOWERS Common』で期間限定イベント『cafe MUNCH』が2013年4月10日(水)〜23日(火)まで開催される。

オープニングレセプションには、駐日ノルウェー大使アルネ・ウォルターと夫人のアニータ・プラップ、同イベント開催に際してオスロから来日したオスロ市立ムンク美術館館長のスタイン・オラフ・ヘンリクセンらが、ムンクの魅力とノルウェーの首都であるオスロについて語った。


駐日ノルウェー大使夫妻(中央)とオスロ市立ムンク美術館館長らが開会の挨拶に訪れた

会場内には、ムンクによる37点の作品(レプリカ)が展示されており、AR技術を用いたアートガイドサービス『ART GnG』を使って、iPhoneなどを用いて作品解説を楽しむことができる。展示作品の中には、ムンクの代表作「叫び」も含まれており、この名作をかたどった限定グッズ「起き上がりムンク」も合わせて販売。ノルウェー国内で幾度も盗難被害に合ったものの、その都度必ず美術館へ戻ってきたという奇特なエピソードに基づき、何度倒れても起き上がる“起き上がり小法師”に見立たというユーモラスな商品。福島県会津の民芸品とのコラボとして、売り上げの一部は東日本大震災福島プロジェクトに寄付される。

また、酒を愛するがゆえに時として酒に溺れ、様々な酒飲み伝説を残したムンクが食べていたであろうノルウェーの定番料理をアレンジしたフードメニューも楽しめる。高品質なアトランティックサーモンを使ったマリネ(930円)や、ノルウェーの郷土料理ともいえるミートボール『ヒョットカーケ』(830円)、ムンクの「叫び」をあしらったガトーショコラなどが味わえる。


オスロ発の人気カフェ&バー『FUGLEN』が、レセプション用に淹れたてのコーヒーをサーブ


店内壁面にはパネル形式でムンクの作品を展示。ARをiPhoneで読み取ると作品解説を楽しめる


このサインが目印。アプリをダウンロードして解説を読みながら作品への理解を深められる


ART GnGの作品解説イメージ


イラストレーターであり、巻き寿司アーティストである清田貴代さんの姿も!


レセプションで配布されたムンクの「叫び」をかたどった金太郎飴と起き上がり小法師

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