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2013年1月31日に、新宿駅直結の『ルミネエスト』7階レストランフロアにオープンする『Slappy Cakes(スラッピー・ケークス)』は、アメリカ・ポートランドで人気のレストラン。客席のテーブルにグリドル(ホットプレート)を備えて、好きな生地とトッピングを注文して、自らパンケーキを焼くというスタイルが人気の店で、アメリカ国内の人気料理番組『America's Best Food』では、米国内で行きたい店トップ10に選ばれるほど。
オープンに先駆けた1月30日、同店の創設者であるフュデラー夫妻とポートランド本店のシェフが来日し、プレビューが行われた。彼らにとって海外初出店となるが、その意気込みをタイムアウト東京に語ってくれた。
フュデラー夫妻(左右)と本店のシェフ、ローラ・ローマン(中央)
「家庭で楽しむパンケーキの要領で、僕らがオレゴンで親しんできた味を日本の皆さんに味わってもらえるのがうれしい。パンケーキ生地や、ここの厨房で焼き上げる自家製イングリッシュマフィンなど、すべてのレシピは本店と同じものです」と話すアダム・フュデラー。また、シェフのローラ・ローマンは、「日本のスタッフには、きっちり全てのレシピを伝授したわ。みんなレシピの習得に熱心で、本当に心強かった」と語り、おすすめパンケーキについて聞いたところ、「セイボリー(おかず系)パンケーキのおすすめは、マッシュルームとチーズの組み合わせ! スイートパンケーキだったら、やっぱりブルーベリーとレモンカードの組み合わせがおすすめ。甘さと酸味のバランスを味わってほしいわ」と話してくれた。
程よい塩気のクランブルベーコンとピュアメープルシロップの甘さの組み合わせは、アメリカらしい味
フレッシュブルーベリーを生地に入れ、甘酸っぱいレモンカード(レモン、バター、砂糖でつくるとろみのあるソース)と合わせるのがおすすめ
生地は小さめに流すと早めに焼き上がり、返すのが簡単。それぞれディスペンサーに入れられてテーブルまで運ばれる
62席の店内のうち、グリドル付きのボックスシートは36席。本店同様パンケーキは厨房で焼き上げてもらうことも可能だ。パンケーキは、バターミルク、全粒粉、ピーナッツバターの3種の生地、チョコチップ、ブルーベリー、ヘーゼルナッツなどのスイート系具材、クリスピーベーコン、マッシュルーム、ブルーチーズなどのおかず系具材の中から好きなものを選び、自分だけの組み合わせを楽しめるのが何よりユニーク。
また、オールデイブレックファストを謳う同店だけに、パンケーキ以外の朝食メニューもいろいろ。丸く穴を開けたトーストに卵を落として目玉焼き状に仕上げた『トード・イン・ホール』や、自家製イングリッシュマフィンにドライトマト、ポーチドエッグ、ホウレン草のソテーなどが載った『スラッピーベネディクト』など、アメリカらしい料理が楽しめる。
6人がけのボックスシートで、友達と違うトッピングのパンケーキを焼いてみたら楽しそう
チョコチップ、フルーツ、ナッツなどのスイーツ系フィキシング(具材)が約10種、ベーコンやチーズなどのセイボリー系が約6種
『Slappy Cakes』の詳細はこちら
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