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観光庁ランナーズインフォメーション研究所が設立1周年を迎え、所長の高橋尚子が記者会見で1年間の活動を報告した。同研究所は、今の時代に道の豊かさを取り戻すためにつくられたプロジェクト。クルマではなく直に身を置いたときに感じることを大事にして、走る道、歩く道、自転車のための道を認定し、紹介している。この一年で、皇居や品川の土道、福岡県の大濠公園、岐阜県の金華山など9つのランニングコースと4つのウォーキングコース、1つのサイクリングコースが、走って気持ちがいい、歩いて楽しい、自転車で心地よいコースとして認定された。所長の高橋は、その中から最も印象に残ったコースとして、皇居をあげた。皇居周辺はランニングステーションが充実し、コースは適度なアップダウンがあり、ランナーに大人気のコースだが、その一方で散歩中や観光中の人たちとのトラブルも発生している。皇居周辺を改めて走って気持ちが良い道として発表することで、高橋はランナーのマナー向上を訴えた。
研究所の概要や認定したコースの詳細はウェブサイトから。
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