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2011年11月に発足した『観光庁 ランナーズインフォメーション研究所』。日本の道の魅力を再発見し、観光資源として見直して、ひとつひとつの道に、新しい視点で名前をつけていこう、というものだ。プロフェッショナルランナーはもちろん、建築家や、造園家、映画監督など、さまざまな分野の専門家が参加しており、ランナーの高橋尚子が所長を務めている。
“走って気持ちが良い道”第1号に認定されたのは、多い日には1万人のランナーが集まる皇居だ。建築家の青木淳により、『物語がある道』という名がつけられた。信号がないことや、近隣にランナー向けの施設が多いことで人気のランニングコースだが、「道が弧を描いているために、新しい遠景がごく少しずつ現れ、気づかないくらいゆっくりと横にスクロールしていく。だからこそ、先を見たさに、踏み出す足が自然と速くなる」と青木の新しい視点が加わると、新たな魅力が生まれる。
今回、『観光庁 ランナーズインフォメーション研究所』が、『有森裕子さんと大島を走ろう。伊豆大島ランニングコース認定ツアー&東京マラソン直前合宿』というツアーを開催することになった。大島の美しい椿のトンネルを走り抜けながら、観光庁公認のランニングコースを認定する。伊豆大島の外周コースを、有森裕子と一緒に2日かけて1周(約3時間で25キロ×2日)し、夜の会食では、認定するランニングコースの打ち合わせや、有森裕子さんによるランニングのレクチャー行われる。
誰でも参加することができるが、キロ7分程度のペースで25キロを走るので、ランニング初心者にはキツイかもしれない。参加希望者は、名前、電話番号、参加人数を記入し、info@runnersinfo.org宛にメールで、申し込みを。定員は30名(先着順)で、申し込み期間は2012年2月4日(木)17:00まで。定員になり次第、締め切りとなる。
日程:2012年2月19日(日)、20日(月)(1泊2日)
料金:参加費19,900円(東京と伊豆大島の往復、宿泊費、食事代付き)
※4名様1室利用の場合の料金
ウェブ:www.runnersinfo.org
また、『観光庁 ランナーズインフォメーション研究所』では、推薦コースを募集している。“歩いて楽しい”、“走って気持ちが良い”、“自転車でいくのに良い”にあてはまるような、好きな道がある人は、名前をつけ、その場所と理由を添えて、entry@runnersinfo.orgにメールで送ろう。
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