イラストレーション:桑原節
2014年02月17日 (月) 掲載
今週は「怒りを抑えきれなくなる人」。普段だったら我慢できることも、なぜだか我慢できずに声を荒げてしまう。相手からすれば、いつもの様にからかってじゃれあっているだけなのに、突然怒り出すので、驚きを感じるはず。怒らないのが一番良いが、怒ってしまったら気にせず、何もなかったかのように明るく振る舞うのがごまかすコツ。腹立つことが増えたり、文句が多くなったりしたら危険信号。その状態の時は、自分のことを「危険人物」と思って、自分で自分のことをマークしておこう。
今週は「しがらみを感じる人」。別れようと思うと情が働き別れられず、辞めようと思うと、今までお世話になったことを考え辞められなくなるみたいに、しがらみを感じてしまう時。しがらみでがんじがらめになりやすく、身動きがとりにくい。ただ、感謝の気持ちや情が強まるともいえ、人間としては素晴らしい人になれる。「素晴らしい人だからしがらみを感じる」そう思って、感謝の気持ちや情を大切にした生き方に重きを置くべき。しがらみで身動きがとれずチャンスを逃しても、それ以上のリターンがいずれ返ってくる。
今週は「真心の人」。心あることしかできず、心が伴わないことは拒絶反応を起こしてしまう時。とても心が清らかで、透き通っていて、誰から見ても「いい人」と呼ばれるぐらいだが、社会の中では生きにくい人になってしまう。心のないことを行ったり、または言ったりしなければいけない場面にどうしても遭遇してしまい、苦しむことがあるはず。「心が動くことをやる」「心から感じたことを言う」これを大切にしながらも、心が伴わないことに目をつぶり、完全に背を向けてしまわないように。
今週は「隣の芝生が青く見えてしまう人」。周りの人が気になり、うらやましく思ってしまう時。自分のことは過小評価で、周りの人のことは過大評価。そのギャップのせいで、周りの人がすごく良く見えてしまう。ただし、それがプラスに転ぶ場合もある。周りの人に負けてたまるかで、より一層の努力を決意し、励みに変えてしまうこともある。だが、マイナスに転んでひがみを感じてしまったら、隣の芝生がさほど青くないことに気付くことが必要。そのためには、相手の短所に注目してみよう。
今週は「なすがままの人」。周りの人たちに背中を押されたり、足を引っ張られたり、自分自身は無抵抗のなすがままで、周りの人次第で決まってしまう。ただ、何もしていないのに、不思議と良い方向へと導いてもらえることが多く、他力本願、棚から牡丹餅のツイテル人になれる。なすがままの人でいるために一つだけアドバイス。力を抜いてこだわりを捨てること。それができれば、人の力でスケートリングを滑るように、スイスイ前に進めてしまう。
今週は「小動物の人」。大きい声を出された日には、脅えてしまって、その人を嫌いになってしまうかも。過敏に反応して、ちょっとしたことで動揺してしまう。それだけ警戒心が強く、常に警戒網を張って周囲の状況を伺っている状態。どうしても神経はすり減ってしまい、気疲れすることが多くなってしまう。ただし、そのか弱い感じが「守ってあげたい」と思わせ、白馬の王子的な人が現れる可能性を高める。守られ、助けられ、最後は優しくしてくれる人に囲まれるはず。
今週は「出不精の人」。やりたいこがあっても、それ以上に外に出たくない気持ちが勝ってしまう。そう思ってしまうのはしょうがないことで、さほど問題ではない。問題なのは、そこで行動力のなさに自己嫌悪に陥って、落ち込んでしまうこと。落ち込んだ時には、一年を通して考えれば、一週間ぐらい家にいたい人もある。そんな風に頭を切り替えて、自分を肯定することを心がけよう。実際、今は外に出掛けるよりも家にいる方が楽しいし、得られることも多いから、出不精でもOK。
今週は「気付いても言わない人」。「あの人はああした方が上手くいくのに」と、気づいてしまうが決して口にしない。その理由は、わざわざ助言するのが面倒なのと控えめなのか合わさって、表に出るより裏に隠れていたいと思ってしまうから。会議中も良い案が浮かんでも発言せず、「能ある鷹は爪を隠し通す」で、誰にも気づかれない。ただ、余計なことは言わないので、余計な波風はたつことなく、安定した人間関係と生活を送れるはず。言わなくとも良いが、せっかくなので日記にでも書き留めておこう。
今週は「シンデレラストーリーの人」。「奇跡の出来事でまさかの展開」そんなドラマチックな言葉が飛び出してしまうぐらい、急展開が訪れる可能性がある。もし、おいしい話がきたら、「この世に上手い話はない」の考え方はひとまず忘れて、覗いてみる価値はある。常識や今までの経験の範囲で判断せず、奇跡をつかんだ人の再現ドラマに出ているぐらいのつもりで、考えるようにしよう。固定概念を捨てて、柔軟な考え方がシンデレラになるための第一関門。
今週は「干渉してしまう人」。つい口を挟んでしまったり、聞かれてもいないアドバイスをしてしまったり、無意識のうちに干渉してしまう時。干渉されて嬉しい人はあまりいないので、どうしても煙たがられることの方が多くなってしまう。だが、それにめげずに何度も干渉してしまい、ある意味精神的に「強い」と言えるかも。また、干渉し続けているうちに、「注意してくれるのは愛されている証拠」と、勘違いしてくれる人もいるので、干渉するなら最後まで、中途半端は×。
今週は「機嫌が良い人」。「欲しいものがあったら買ってあげる」と、思わず言ってしまいそうになるぐらい、機嫌の良い状態が続く時。テンション高めでポジティブ思考が頭を駆け巡りやすいが、それを後押しするかのように、褒められることも多くなる。また、つい機嫌の良さが気前の良さになって、奢ってしまうことがあるが、「まあいっか」ですぐに忘れて気にしないこと。くよくよ後悔したり、悩んだりするのは、せっかくの機嫌の良さに水を差すだけなのでもったいない。
今週は「鎧を身に着ける人」。ガードは完璧で隙はなし。誰も攻撃することができず、攻撃されても跳ね返してしまう。ただし、好意をもって近づいてきてくれた人も跳ね返してしまい、せっかくの恋愛チャンスや友達関係を不意にしてしまうことも。隙がないことを理解して、恋愛の可能性がある場では、鎧を脱いで隙を作っていくことが大切。仕事以外の場では、きっちりした服装は×。堅苦しい言葉も×。背筋が真っ直ぐすぎるのも×。クラゲのようにふにゃふにゃと漂うことを心がけてみよう。
先週は、どんな一週間でしたか? 先週のハイブリット占いはこちら。
Copyright © 2014 Time Out Tokyo
コメント