shibuya1000でしかできない15のこと

shibuya1000をさらに楽しむための15のティップス

shibuya1000でしかできない15のこと

3月9日から24日までの16日間、渋谷で大規模なアートイベント『shibuya1000』が開催される。渋谷の町並み、渋谷に働き、暮らす人々の情景を写した1000枚の写真が渋谷駅地下道コンコースで展示される他、期間中は、渋谷ヒカリエのアーバン・コアをはじめとする渋谷エリアの地域サテライト会場にて様々な関連イベントが開催される。今年は、3月16日に東横線と副都心線の相互乗り入れが開始され、渋谷に注目が集まることもあり、例年以上の盛り上がりが期待される。『shibuya1000』で、春が到来し始めた渋谷を楽しむための15のティップスを紹介する。

1.10人が写した渋谷を見る。

渋谷駅地下コンコースの壁面に、10人の写真家が写した渋谷のポートレート作品が並ぶ。渋谷区内の喫茶店20軒で店員を撮影した『渋谷の喫茶店』や 渋谷に集まる若者のファッションを切り口に学生視点で若者の姿を写した『渋谷七彩』など、個性溢れる作品が集まった。渋谷で見かけた犬と人との ふれあいを写した『うちのハチ公』でほっこりしても良い。

会場 : 副都心線 渋谷駅 コンコース

喫茶店 トップ



2.図書館をはしごする。

『はしご図書館』とは、本を通して、まちに集う人々をつなぎ、まち全体を“生きた図書館”でネットワーク化する社会実験プロジェクト。その第1弾が shibuya1000_005に合わせて渋谷で開催される。期間中は、渋谷エリアの23のカフェやショップなどに小さな本棚が登場。 本棚をはしごながら、渋谷 のまちを探索してみるのもオススメだ。3月15日(金)12時~16時は『クリエイティブフロア8/』で『はしご図書館』協力店のスタッフによるおすすめ本や本棚紹介が開かれる。
http://www.facebook.com/hashigolibrary

会場:co-ba libraryなど



3. 大切なメッセージをしたためる。

大切な人に感謝の気持ちを伝えるアートプロジェクト。渋谷駅周辺の店舗に置かれたハート型のメッセージカードに、大切な人に宛てた感謝のメッ セージをしたためて回収ボックスに投稿。期間中に集まったメッセージカードは渋谷ヒカリエ地下2階の展示スペースで作品の一部となって登場する。

会場:渋谷ヒカリエ アーバンコア 地下2階



4.虹に思いを託す。

写真家・須田誠がプロデュースする、ライブフォトインスタ レーション。会場付近で7色の写真を撮影後、その場でプリントし、壁面をキャンバスとして、ライブ形式で虹をつくる。できた虹は徐々に消え、明日 の希望へと変化していく。

会場:渋谷ヒカリエ アーバンコア 地下2階



5.情報は屏風から得る

shibuya1000_005のインフォメーションブースとして渋谷ヒカリエ アーバンコア 地下2階に登場するオリジナル屏風。3枚の屏風には、渋谷の地図や shibuya1000のコンテンツ情報などが描かれる。休憩スペースも設けられているので、期間中は気軽に立ち寄ってもらいたい。

会場:渋谷ヒカリエ アーバンコア 地下1階



6.オンラインで参加する。

東北に想いをよせて活動を続ける国内外のデザイナーやアーティストが渋谷ヒカリエ アーバンコアに集結。ファッションと音楽にあふれた一夜限りの 特別な空間が出来上がる。渡辺俊美、富澤タクなどが出演するスペシャルイベントがインターネットで視聴可能。 http://alpha-knot.com/312/

会場:渋谷ヒカリエ アーバンコア 地下2階



7.対話から街を知る。

渋谷ヒカリエ アーバンコア 3階のスクリーン上に、今、渋谷で繰り広げられている様々な対話を同時に映し出す実験プロジェクト。渋谷は多様な目的 で多くの人が集う場所だが、なかなか結びつきが起こらない。数え切れないほど起こっている渋谷の対話を各コミュニティから拾い上げることで、今の渋谷の姿を俯瞰する。

会場:渋谷ヒカリエ アーバンコア 3階



8.さくらまつりに集う。

渋谷駅南口側のさくら通り一体で、地元の商店街が中心となって毎年約1ヶ月間開かれているイベント。期間中は夜桜のライトアップや抽選会が開かれ るほか、渋谷ヒカリエ アーバンコア 4階のサテライト会場では、昭和女子大学の学生による映像とパネル展示を実施する。3月29日(土)は11時に渋谷モヤイ像前に集合すると、桜丘のまちのエキスパートと一緒にまち歩きができる。

会場:渋谷インフォスタワー広場



9.渋谷の空を散歩する。

渋谷の街並みの移り変わりとともに変化してきた渋谷の空の形。そんな渋谷の空に着目した散歩イベントがshibuya1000_005の期間中に開かれる。渋谷 ヒカリエ アーバンコア 4階のブースから案内に従って"現在の渋谷の空"をたどると『白根記念渋谷区郷土博物館・文学館』に到着。ここでは"渋谷の空 を歩く体験"が用意されている。

会場:白根記念渋谷区郷土博物館・文学館



10.渋谷駅の変遷を眺める。

渋谷駅周辺の6会場に渋谷駅の変遷を表現した模型を設置。縮尺1/100 の模型5個、縮尺1/4000の模型20個を用意。会場を回遊しながら、 模型と現在の 眺めを見比べてみると渋谷駅の変遷が体感できる。

会場:渋谷ヒカリエ アーバンコア 4階 など



11.本は渋谷で交換する。

いつもひっそりと渋谷を見守り続ける「MOYAIさん」がfacebookに登場。『MOYAIさん』と友だちになってみよう。本の物々交換案内人でもある『MOYAIさん』の呼びかけに従ってある場所へ向かうと、そこに集まった人たちと本を通した新しい出会いが生まれるかもしれない。 http://www.facebook.com/pages/MOYAI/318290091616179

会場:渋谷ヒカリエ アーバンコア 4階など



12.渋谷発の手仕事を知る。

渋谷エリアの職人の技を若い世代へつなぎ、新しい渋谷発のプロダクトを創り出すことを目的にはじまった『渋産』プロジェクト。shibuya1000_005で は、渋谷で30 年間アクリルと向かい続ける職人と昭和女子大学の学生とのコラボレーションによって生み出された作品を展示する。

会場:渋谷エクセルホテル東急 5階 フロント、ラウンジ



13.子ども建築家に耳を傾ける。

小学校高学年の子どもを対象として通年で開かれている『子ども建築塾』の公開発表会。子どもたちが渋谷のまち探検で見つけた敷地に「まちの建築」を企画し、模型やプレゼンボードを使って発表。講師の伊藤豊雄らによる講評を見学できる。 http://itojuku.or.jp/

会場:ケアコミュニティ美竹の丘



14.空き家を見学する。

shibuya1000_005の実施エリア内にある空き家や空きテナントを建築家の日髙仁のガイドで見学するツアー。空家の活用事例について学びながら、空家 を利用した都市再生の可能性について検討する。3月13日(水)には建築家の成瀬友梨を招いたトークセッション「実践的なシェアのかたち」を開催。 http://www.slowmedia.net/news_j/

トークセッション会場:渋谷区桜丘町施設



15.小さなアートをもらう。

ASAKO IWAMIZUによるアートデモンストレーション。shibuya1000_005の期間中、会場に展示されている"変わりゆく渋谷に咲くハッピーとラブ"を色 鮮やかに表現した平面作品の一部を使って小さな作品を制作。できた作品はその場で来場者へプレゼントされる。

会場:渋谷PARCO part1/part3の連絡通路





テキスト タイムアウト東京編集部
※掲載されている情報は公開当時のものです。

この記事へのつぶやき

コメント

Copyright © 2014 Time Out Tokyo