花より団子、駒込のチープイート

ソメイヨシノ発祥の地、駒込で花見をさらに楽しむ方法

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花より団子、駒込のチープイート

気象庁から、東京の桜の開花が発表された。1953年に記録が始まって以来、平年より6日早く、昨年より1日遅い。気象庁の開花宣言は、靖國神社にある桜の『標本木』が5〜6輪咲くと出されることになっている。標本木は各都道府県ごとに設定され、それぞれの地域でつぼみが膨らみ出す頃に気象台の職員が毎日出向き、標本木を目視観察している。標本木の種類はソメイヨシノが主だが(地域によってはエゾザクラやヒカンザクラといった場合もある)、その発祥の地とされるのが、東京都豊島区駒込の『染井村』。江戸時代、現在の駒込・巣鴨一帯には植木屋が多く、染井の植木屋が観賞用の桜として全国に広めたのだそうだ。駒込エリアには、六義園飛鳥山公園など、桜の名所も多いので、ぜひとも春の間に足を運んでほしい。ここでは、駒込での桜鑑賞をさらに満足させてくれるヴェニューを紹介する。

商店街

約400mの長さを誇る『染井銀座商店街』や、昭和15年から商店が集まっているという『しもふり商店街』など、駒込エリアには、10以上の商店街がある。どの商店街も活気があるが、しもふり商店街から延長して続く染井銀座商店へのそぞろ歩きは収穫が多そうだ。しもふり商店街の入り口にあるヴェニューでまずは腹ごしらえして、ゆっくり買い物を楽しむのはどうだろうか。甘いもの好きな人は『まさゆめ』で、塩っぱいもの好きな人は『焼鳥 ぶた屋DEとり屋』がおすすめだ。
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(『焼鳥 ぶた屋DEとり屋』のヴェニュー情報はこちら

K

ランチタイムは常に満席状態の洋食屋。夫婦2人で切り盛りする店内は、カウンター5席と4人掛けのテーブルが2つと広くはないが、ボリューム満点でかつ低価格という素晴らしく良心的な店だ。メニューはハンバーグやポークソテー、海老フライに、生姜焼きなどがあり、山盛りのきざみキャベツ、漬け物と味噌汁がついて、1,000円でおつりがくる。
(『K』のヴェニュー情報はこちら

駒込 加賀屋

手頃な値段で飲んで食べられるアットホームな居酒屋。もつ焼と煮込みが定番メニューとなっているが、何よりおすすめなのが、『厚揚げ』だ。オーダーしてから揚げる熱々の厚揚げに、たっぷりのネギとショウガがのっかって380円。串焼きはハツやカシラ、レバーなど1本200円からあるが、串にささった肉の大きさに驚かされる。各種焼酎サワーは、グラスに入った焼酎と、瓶入りのサワーが出てくるので、自分で好みの濃さに割って飲むのだが、2杯目をオーダーする際には、焼酎を『中身』、サワーを『外身』とお願いすれば常連客の仲間入りだ。
(『駒込 加賀屋』のヴェニュー情報はこちら

殿上湯

駒込には散策の後に大きな湯船でゆったりと体をほぐせる銭湯も多い。中でもおすすめなのは『殿上湯』。50年ほど前から続く家族経営の銭湯で、現在は5代目が継いでいる。銭湯には定番の“西伊豆から見る富士山”の絵が飾られ、湯船は広く、寝湯できるような浅い部分もある。また、特徴的なのが、敷地内にある井戸からくみ上げた水質の良い『井戸水』を使用していること。この水は、飲料としての使用も許可されており、『vivestar.biz』という商品名で販売もされている(番台前に置かれたウォーターサーバーで飲むことができる)。通常、3ガロン(12リットル)入りは1,400円、5ガロン(18.5リットル)入りは2,100円だが、現在無料キャンペーン中。殿上湯に置いてあるチラシを見て注文すると、ウォーターサーバーと3ガロンボトル2本を無料で試すことができる。
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テキスト 東谷彰子
※掲載されている情報は公開当時のものです。

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