東京、コスモスの名所 2011

立川、西新井、南大井、台場、府中、秋の花コスモスの見ごろ

東京、コスモスの名所 2011

風に逆らわず、しなやかに揺れて強風をもやり過ごすコスモスだが、豪雨となった9月の台風には耐えられず、たおれてしまった花も多い。しかし、都内最大級の規模を誇るコスモス畑を持つ昭和記念公園、そして足立区都市農業公園などでは、しっかりと手入れされ、10月頭についた新たなつぼみが、10月中旬には見頃を迎える。コスモスの名所で、爽やかな秋の日を楽しんでほしい。

立川『昭和記念公園』

2011年11月3日(木)まで、『コスモスまつり2010』が開催中だ。昭和記念公園内、みんなの原っぱとコスモスの丘では、9月から、ハッピーリングやイエローガーデンなど、18品種、550万本のコスモスが順次開花している。10月中旬からは、原っぱ西花畑で、新しい品種『サンセットイエロー』が咲き、2010年よりも色鮮やかな黄色の花畑が楽しめる。2011年10月16日(日)と、10月30(日)は、入園無料だ。

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西新井『足立区都市農業公園』

荒川河川敷にある、2200平米の花壇に、センセーションや足立区都市農業公園、イエローキャンパスなど、およそ6万本のコスモスが植えられている。9月の台風で倒れてしまったコスモスも、手入れをされ、10月中旬には見頃となる。2011年10月23日(日)には、9時から17時まで収穫祭が開催され、 野菜の販売や、野点、陶芸体験などを楽しむことができる。

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南大井『しながわ花海道』

「勝島運河の土手に花畑をつくろう」を合い言葉に、2002年7月に設立されたのが『しながわ花海道プロジェクト』。運河沿いに花壇が作られており、9月の台風で花が落ちてしまったが、10月頭には新しいつぼみがつき始め、10月中旬には見頃を迎えそうだ。2011年11月13日(日)には、菜の花の種まきが行われる予定なので、それまでに見に行こう。

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台場『シンボルプロムナード公園』

毎年春と秋、約3カ月に亘ってワイルドフラワーを楽しむことができる。まずは、見て楽しむ『ワイルドフラワー観賞月間』が、その後、花摘みを楽しむ『ワイルドフラワー祭り』が開催される。現在はコスモスやマリーゴールドが開花中。2011年10月29日(土)には、10時から16時まで『臨海副都心ワイルドフラワー祭り2011秋』が開催され、コスモスやマリーゴールドを自由に摘んで持ち帰ることができる(ハサミや袋などは各自用意)。当日会場では、アレンジメント教室や、つたを使ったカゴ作り・どんぐりを使った人形などを作るクラフト教室なども行われる予定だ。

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府中『府中市郷土の森博物館』

博物館を含む敷地内に、公園や梅園、8棟の復元建築物があり、散策できるようになっている。コスモスは、やすらぎ亭と池の間に植えられており、のんびり歩きながら楽しむことができる。府中市郷土の森博物館の近くには、サントリー武蔵野ビール工場があるので、コスモス鑑賞の後は、工場見学と試飲に訪れるのも良いだろう。

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テキスト 東谷彰子
※掲載されている情報は公開当時のものです。

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