エクストリームなウォータースポーツ

シーカヤックから岩壁ジャンプ、そして川下りまで、東京の近場で楽しめるエクストリームな水遊び

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エクストリームなウォータースポーツ

エクストリームスポーツを極める男アーロン、飛び込んでます…

経験から言わせてもらえれば、カヤックに乗って海を渡るような“大冒険”は、本当に経験豊富なエキスパートでなければ考えてはいけないものだ。シドニーにある冒険専門の会社Ventureのアーロン・デイヴィスは、「カヤックの上からのんびり釣りをする」とか、「シーフードのBBQを突きながらのナイトカヤック」とか、とても楽しい冒険を提案してくれる。時間に余裕があるならば、富士山の麓でソリやラフティングを楽しむという選択肢もあるようだ。

アーロンは2001年にアウトドアを専門とする旅行会社Bashukwayトラベルを起こしたが、この会社の代表として5年、冒険ツアー業界で10年以上のキャリアを持つ真の冒険家であり、今回のガイドとしては最適の人物。「僕はただ、自分たちが本当に好きだと思える冒険ツアーを設計しているだけなんだ。伊豆半島は、泳いだり、ウィンドサーフィンをしたり、カヤックしたり、水に関係した楽しい遊びがたくさんあるよ」。だが、本当に水に関係する遊びは全部網羅されてるのだろうか?「難易度5の川下りは保険をかけるのが難しいからやってないけど…。長野県にも群馬県にも、僕らの場所があるよ。みんなが度肝を抜くようなツアーを企画するためにね!」。

アーロンにとって、度肝を抜くようなツアーを考えるなんて、特別難しい注文ではない。Ventureグループのリーダーとして「ときどき河や海やら湖を10~12キロも泳いで渡ることもあるよ」と語るほどのアイアンマン。お客と一緒にカヤックで何度もクルーズしたり、その人にリーダーシップがあるかどうかを調べるために、水を使った体力トライアルを一日かけて企画したり…。今週、僕らが彼に連絡したときには、オーストラリアで水泳とカヤックとコースタリング(崖から海にジャンプするスポーツ)をミックスしたレースを考えている最中だった。本当に朝から晩まで冒険について考えているようだ。

こんなアクティブな男なのだが、きっと彼にもひとつぐらい難しいことがあるんじゃないだろうか?「いつも“激しすぎる”遊び方について心底楽しみながら考えているんだ」とアーロンは言う。「例えば、凍った海の中で泳ぐとか、ニュージーランドの南側にある島から北の島まで泳ぐとか、もちろんとんでもなくハードな遊びになるのは間違いないけど、心身ともに挑戦することを楽しんでいるんだ。つまり、できない挑戦を考えることが、一番難しいことなのかもな」と。なるほど…。

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By ジョン・ウィルクス
翻訳 西村大助
※掲載されている情報は公開当時のものです。

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