イラストレーション: 桑原節
2011年01月10日 (月) 掲載
『ハイブリッド占い』では、東洋の占いと西洋の占い、それぞれの占術の得意、不得意を補うかたちで両面から判断する。2011年1月3日に公開した年間の占いでは、その差を楽しむために東洋と西洋を分けたが、今回からスタートするウィークリー占いでは、両方を合わせ、総合的に発表していく。
“山登り”のような1週間。山の頂までたどりつくには、登る前の準備を怠らず、自分のペースを守ることが何よりも重要だ。まず今は目標を決め、そのために必要な道具や知識をそろえること。それができたら、焦らず一歩一歩、前を目指そう。間違ってもすぐに結果を望んだり、勢いだけでスタートをきるのは止めておくのが無難。またコロコロと変化して、色々と試すのはよくないので、今は“頑固一徹”、その言葉を胸に刻んでおこう。今がんばっていることがある人は、そのまま継続あるのみ。
“地平線” のような1週間。まるで終わることなくどこまでも広がり、見通し抜群のその場所は、自分の未来も見通せる時期だ。自分が行きたい場所も進むべき道も明確になり、気が晴れたような解放感が待っているはず。ただしその長い道のりを目の当たりにする分、「なんだゴールはまだ先か」と気持ちが折れてしまうこともありそうなので、そうならないためには仲間と励ましあうことが必要かも。気持ちを分かち合える友達は、大切にしよう。
“川下り” のような1週間。ただ川に流され、乗りこなすことが必要なとき。基本的には受け身で、すべてのことを受け入れてみよう。それを柔軟に乗りこなせるかが重要なカギとなる。時には難所も待っていれば、転覆しそうになってしまうこともあるかもしれない。そんな時こそ肩の力を抜き、リラックスすることを忘れずに。仕事も恋愛も今はアタックではなく状況をうかがい、流れに逆らわないことが先決だ。流れの先に進むべき道が待っている。
“柔軟体操” のような1週間。本番に備え体を温めることが必要なとき。それは、アナタの出番が近づいているしるし。いざ本番に力を発揮できるかは、実は、今週にかかっている。改めて身の回りのチェックをし、怠りがないことを確認しよう。また気持ちを柔軟にさせることも大切なので、凝り固まった考えや信念は今週見直してみるのがオススメだ。特に仕事面では固くなりがちなので、今まで目を向けなかったものに目をむけ、視野を広げてみてほしい。
“夜の海” のような1週間。一見暗がりで不気味な雰囲気でも、静かに耳を傾けると、さざ波の音が癒やしてくれるとき。見た目にとらわれるのでなく、その中身をしっかりと観察することがとても重要だ。その時必要なものは感覚なので、頭で考えるよりはまず自分の感覚を信じてみよう。恋愛では特に感覚を生かせる時だから、情報にまどわされる前に、インスピレーションだけで相手をみてみよう。一瞬で好感をもてれば、それが良い出会いの可能性は高い。
“真夏の太陽” のような1週間。情熱を通り越して暑苦しい。ちょっと個性が強まり、注目を集めたとしてもその熱さはマイナスに働きやすい。とはいっても真夏の太陽は陰で静かにとはいかないので、そんな時は大衆の面前に飛び出してしまおう。例えばコンサートやイベントなどたくさん人が集まる場所に行ったり、もちろん自分が大勢の前でパフォーマンスするのには最高のとき。「隠れるのでなくあえて前にでる」それができれば真夏の太陽は最高の働きをしてくれる。
“田園” のような1週間。それはみんながイメージする田舎の風景のように、ほのぼの感満載で、知る人も知らない人もつい「なつかしい」とつぶやいてしまう。哀愁ただようノスタルジーを感じ、心はなごやかになってしまう。アナタ自身も穏やかで、一緒にいる相手もそんな気分にさせる。だから、つい相手が本音をこぼすなんてことも起こりそう。本音を知りたい相手とは、今週は食事にでも誘って密な関係を築いてみよう。
“台風の目” のような1週間。束の間の休息、そして一時の解放。終わったのでなくまだ途中段階。今は気を抜く時ではなく、次の暴風雨までのインターバルだと思うこと。ここで気を抜き油断してしまうと、今までがんばってきたことが水の泡になりかねない。だからどんなに仕事が上手くいっていても、好きな人と付き合えそうでも、ここで満足することなく、もうひと押しを忘れずに備えること。本番はこれからだ。そのためにも今はしばし休息のときと考えてほしい。
“ひまわり畑” のような1週間。そこにあるのは雄大さと爽快さ。ひまわりはまるでエネルギーを放出しているかのように、力強く咲き誇る。何も迷いがないようかのように、自分を主張し、周囲を魅了する。今週のアナタもひまわりのように咲き誇れるとき。力強さはそなわり、それは周りにまで影響を与えていく。アナタの行動言動ひとつひとつは大きな力を持つので、誠実に正しいことを伝えること。「みんなが見てる」そんな意識で行動してみよう。
“満天の星” のような1週間。幻想的でとてもきらびやか。まるで何かを意味しているかのように星は並び、想像力をかきたててくれる。そこから浮かび上がる想像こそ、今のアナタには一番重要なもの。恋愛でも仕事でもまずは想像してみてほしい。その想像がクリアになれば、その恋や仕事は上手くいきやすいし、逆に想像できないときはまだスタートを切るときではないということ。仕事でも迷ったときはまず想像してみよう。想像の先に答えが待っている。
“宇宙旅行” のような1週間。夢のような話で現実離れした世界。だけどそれを叶えているわずかな人がいるかのように、その小さな可能性にかけるとき。今はどんな困難でも可能性がある限り立ち向かい、あきらめずにやり続けてほしい。またそのチャレンジ精神が何よりも重要なので、叶う、叶わないは二の次で、恋愛も仕事も困難に向かっていこう。特に恋愛は、恋人のいる相手でもアタックしてみること。叶うことでなくやることに意味がある。
“曇り空”のような1週間。ちょっとさえない気持ちで、はっきりとしないもやもやしたものが残りやすい。そんな時は思い切って気持ちをぶちまけるか、全力で体を動かすなどして、発散することが大切。頭で考えずに、思うがまま、ありのままの自分を受け入れてみよう。だから恋愛も少しぐらいわがままに振る舞っても構わないし、仕事も気持ちが乗らないときは少しぐらいさぼっても構わない。それぐらい自分を寛大に認めてしまおう。
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