2010年09月13日 (月) 掲載
都心からずいぶん離れた場所ですが、よく来られるんですか
見ル野:今日はお世話になってる会社がバーベキューをやるということでね、呼ばれたんですけど。氷川国際ます釣場まで来いって。そしたら奥多摩ですよ、いくらなんでも遠いですよね。どれくらいかかりました?
新宿からだと2時間かからないぐらいですね
見ル野:そんな時間あったら名古屋まで行けますよ。別に名古屋に用事はないですけど。まぁでも、これも何かのつながりになればと思ってですね。仕事でもいただけないかなと。漫画家なんて連載が打ち切りになったら苦しいもんですからね。
何か仕事はいただけたんですか
見ル野:バーベキューの火を見守る仕事をいただけました。
……ほかに何か成果はありましたか
見ル野:そうですね、日焼けしたぐらいですかね。
では、漫画について。どのような作品を描いているんですか
見ル野:今だと『渋すぎ技術に男泣き!』なんかがおすすめです。
どのような内容なんですか
見ル野:実は、日本工学院専門学校のメカトロニクス科を卒業していまして。その後に設計開発の会社に就職したんですが、その時の経験を元に描いてます。
どんな会社だったんですか
見ル野:トイレの窓に鉄格子みたいなものがはまってて。女性はいたんですが、平均年齢55歳くらい。毎日が辛かったですね。
会社ではどのように時間を過ごしてたんですか
見ル野:長者番付みながら、いつか野球チームを持ってやるぞと思ってましたね。あとは定食たべてたぐらいです。
ほかに何か漫画についてありますか
見ル野:あ、そういえば最近、小学館と集英社から切られたんですけどね。これが売れっ子だと定期的に連載の打診があるんですけど。ショートばっかりで。単行本にならないんで、あんまり儲からないんですよ。
これは書いても大丈夫でしょうか……
見ル野:ああ、もう書いちゃって下さい。どうせ仕事には影響しないから大丈夫ですよ。
では普段の生活についてなんですが。よく行く町などはありますか
見ル野:神保町ですかね。でも小学館と集英社から切られたんで、もうあまり行かないですけど。あとは武蔵小杉ですね。友達の漫画家が住んでいるんで。
やっぱり友人は漫画家の方が多いんですか
見ル野:そうなっちゃいますよねぇ。色んな町を飲み歩いてますよ。
お酒は何が好きなんですか
見ル野:今は日本酒です。三軒茶屋に『赤鬼』という店があるんですけど、最近はそこがお気に入りですね。色んな地酒が揃ってるのはもちろん、そこは温度の管理までしてるんですよ。
週にどれくらい飲むんですか
見ル野:結構、多いですね。前日に飲んでなかったりするといいアイデアが出るんですが、まぁそんな日は半年に1回くらいですね。
「とくに食べ物のこだわりみたいなものはないほうなんですが、最近はなぜかカムジャタンにはまってます」
「将来は国を作ってオリンピックに出場したいですね。全種目、自分が出たいです」
「あんまり先のことは考えないんですよね。ここで人生を終えたい、というような場所なんかもないです」
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