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6月に世界文化遺産に登録された富士山。いつかは登ってみたい富士山だが、その富士登山を気軽に疑似体験できる”富士塚”をご存知だろうか。富士登山が流行した江戸時代に、関東各地でつくられたもので、都内で現存するものは50ほどと言われている。今回は、その中で最も高い15m級の品川富士への登山レポートをお届けする。
品川富士がそびえるのは、京浜本線の『新馬場』駅からすぐの品川神社内。正面階段の踊り場の左側が品川富士の登山口だ。
鳥居をくぐると、足元には1合目の目印が見えている。
次々に階段を登り、5~6合目で少し方向転換。7合目から少し急な階段を数段登ると頂上に到着。かかった時間は2~3分程度。
頂上は見晴らし台のようになっており、東京湾方面の景色が一望できる。
帰りは行きとは違う階段を下ると、浅間神社に到着。狛犬の台座には、富士山のイラストが描かれている。
旅行安全の守り神"無事かえる"像も迎えてくれる。
ちなみに、下りで使った階段を下りきったところは5合目。本物の富士山と同様、5合目からの登山道もつくられているので、こちらから登ることも可能だ。
様々な工夫が施された品川富士、ぜひ天気の良い日に足を運んでみて欲しい。また、タイムアウト東京では、品川富士以外にも普段から登れる富士塚を紹介しているので、気軽に東京での富士登山に挑戦してみてはいかがだろう。
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