2013年4月26日より販売される新しい『オールドファッション』

東京都内だけでも121店舗を構え、もはや日本のドーナツショップの代名詞とも言えるミスタードーナツが、フライオイル、ミックス、グレーズなどドーナツ作りのベースとなる原材料をリニューアル。ミスドがプライドをかけた新ドーナツが、2013年4月26日より全国のショップに登場する。

発売に先駆け、サクサクとした食感、ミルク風味の生地が特徴のロングセラー商品『オールドファッション』を食べ比べするイベントTRY!NEW MISDO!大試食会を2013年4月18日に開催。タイムアウト東京編集部もその味は確かめるべく、会場に駆けつけた。会場となった六本木ヒルズアリーナには、ドーナツを製造する機器が2台設置され、1台で現在発売中のオールドファッションを、もう1台でリニューアルするオールドファッションを製造。揚げたてのドーナツを無料で提供するとあって、オープン前から長蛇の列ができていた。

試食した『オールドファッション』は、しっとりとした口溶けはそのままに、以前のものより油っぽさがなく、格段にサクサクとなった生地は軽い歯触りで、さらっと食べられた。調整されたミックス粉によって、ミルクの風味が増し、生乳のフレッシュな味がしっかりと味わえるのも嬉しい。これまでの商品に比べ、時間が経過してもサクサクとした食感が無くならないのが特徴なので、手土産にするにもいいだろう。

『オールドファッション』126円

今回のリニューアルでは、味の決め手となる主力の材料であるフライオイルを改良。2007年にも、菓子類に多く含まれるというトランス脂肪酸を抑えたオイルを導入しているが、その後も研究を継続し、トランス脂肪酸の量を低減しながら、風味を向上させる新フライオイルの開発に成功した。また、すべてのドーナツをつくるミックス（小麦、砂糖などを配合した粉）は、原材料の選定から、小麦や砂糖を配合する分量の細部までこだわることで、食感と口溶けのより良い生地が完成した。

また、『ハニーディップ』や『ポン・デ・リング』、『フレンチクルーラー』などメニューの特徴であるグレーズ（砂糖蜜）には、グアテマラ産のコーヒーの花から採取したハチミツを新たに採用し、より濃厚な甘さとコクが楽しめるようになるとのこと。その違いを是非試しに訪れたい。

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