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ネットで人気拡散、不思議かわいい『少女系きのこ図鑑』。


ご存知、チョコレートスナック菓子『きのこの山』や、”キモカワイイ”独特な見た目で人気を博しているキャラクター『なめこ』など、なぜか人々を惹き付けてやまない、きのこのモチーフ。最近は、美しい写真やイラストを用いたきのこに関する本が続々登場し、出版界は密かにきのこ本戦国時代を迎えている。そんな中、2012年11月の発売以来、ネットの口コミを中心にじわじわと話題を呼んでいるのが『少女系きのこ図鑑』だ。著者、玉木えみさんのデビュー作となった本書は、幼少の頃、きのこの魅力に目覚めた玉木さんが、きのこを擬人化したイラストを軸に構成。森に生える色とりどりのきのこを少女に見立てた淡いタッチのイラストで、107種類にもおよぶきのこを紹介している。それぞれに、学名、所属、食毒の有無、特徴などを図鑑形式で掲載。また、監修・序文を、きのこ文学研究家として知られる写真評論家、飯沢耕太郎さんが担当している。

装丁も美しく、ギフトにしても喜ばれそうな一冊。不思議なきのこ少女の世界を、覗いてみてはいかがだろう。

少女系きのこ図鑑
玉木えみ(著)、飯沢耕太郎(監修・序文)
A5/並製/フルカラー240頁
2,310円
少女系きのこ図鑑ブログ kinoko-girl.blogspot.jp

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