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ツートーンをテーマにするブランド『my panda』に注目

食べるスープの専門店『 スープストックトーキョー』や、丸の内と表参道に店舗を構えるセレクトリサイクルショップ『 パスザバトン』、女性でも身につけやすいネクタイをデザインする『 ジラフ』を運営、衣食住を新しい目線でスタイリッシュに提案するスマイルズから、新たにファッションブランドが登場します。この秋、デビューとなるのが、色と色、素材と素材の組み合わせによるツートーンをテーマにアイテムを展開する、その名も『my panda(マイ パンダ)』。先日、それに先駆けて行われた展示会で、ブランドの2012年秋冬コレクションのフルラインアップがお披露目されました。


シャツやトレンチコート、ケーブルニット、ローファーやアイウェアなど、見事なまでにツートーンに落とし込んだアイテムの数々は、スタンダードなファッションアイテムながらも新鮮で、また絶妙な配色によってチャーミングな要素も持ち合わせています。ブランド名my pandaの由来についてデザイナーを務める中村裕子さんにを伺うと、「着る人の好みや気分を、シンプルに表現できるツートーンでブランドをやろうということになり、『2色といえば、パンダだよね』ということで、この名前になったんです」とお答えいただきました。ちなみに、中村さんはmy pandaのすべてのデザインを手掛けており、さらにジラフのデザイナーも兼任されていらっしゃるそうです。

20代後半~30代の年齢層をメインターゲットにしている同ブランドは、コートが5万弱、トップスが2万円前後、ボトムスを3万円前後の価格帯で展開。丁寧な作りと細部へのこだわりを感じる商品は、ほとんどが日本国内で生産されているとのこと。2012年10月5日には、渋谷パルコ・パート1に 直営店もオープンする予定で、内装は今注目の建築家ユニット、トラフ建築設計事務所が担当するとのことでこちらも楽しみです。また、my pandaはパルコが立ち上げた、若手ファッションデザイナーへの支援ファンド『ファイト・ファッション・ファンド』の第1期の出資先に決定しており、このファンドによって今後ブランドがどのように成長していくかにも注目が集まっています。


問い合わせ:03-5724-8521
my-panda.com

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