タイムアウト東京ブログ

表参道・文房具カフェ、プレオープンに潜入

"文房具"をテーマにしたユニークなカフェ、その名も『文房具カフェ』が6月15日(金)、表参道にオープンする。それに先立って行われたオープニングレセプションへ、タイムアウト東京編集部が一足先にお邪魔してきた。

場所は、おしゃれなレストランやブティックが立ち並ぶ原宿2丁目商店街の一角、セブンイレブンが入る建物の地下にある同店。『ジャポニカ学習帳』『アラビックヤマト』など、誰もが一度は手にしたことがあるだろう馴染みの文房具の数々がディスプレイされた階段を降りてまず目にするのは、店一押しの文房具を集めた販売カウンター。京都の『裏具』、銀座の『月光荘』、三鷹の『山田文具店』をはじめとする名店のアイテムや、海外のデザイン文具、文房具カフェ・オリジナルの文房具など、さまざまな商品が並ぶ。カフェとしては、オリジナルのブレンドコーヒー『イマジン』のほか、朝7時30分の開店からモーニング、ランチ、ディナーとしっかりとしたフードメニューを常時提供するという。ワインやビールなどアルコール類も用意されていた。店内には、数百冊に及ぶ文房具に関連した書籍や雑誌、文具メーカーの資料などが置かれたライブラリーもあり、一人で訪れても楽しめるだろう。

文房具ショップが併設されただけのカフェに終わらず、文房具をより楽しめるオフィシャル会員制度が用意されているのも魅力。700円を支払って会員になると、店内にあるテーブルの"引き出し"の合鍵(ロゴ入りでかわいい)を渡される。引き出しの中には、コーヒーやお酒を味わいながら自由に使える文房具の数々が並ぶということだ。さらに、飲食が毎回10%引きになる特典もある。会員限定のパーティーや交流会などのイベントも企画されるというので、そちらも楽しみだ。

同店は紙製品・文房具の卸を行い45年の会社、東光ブロズが運営している。まさに"文房具好きによる文房具好きのための空間"と呼べるだろう。童心に戻り文房具と戯れた帰りには、『文房具カフェ』のロゴが刻印されたオリジナルグッズを買わずにはいられなくなるはず……。


階段壁にディスプレイされた『文房具baco』


レジ前の文房具販売カウンター


一筆書きをデザインのベースにしたというテーブル


スケッチブックや鉛筆削りなど銀座『月光荘』のアイテムも販売されている


京都『裏具』紙モノ


文房具カフェ・オリジナル消しゴム


オフィシャル会員に渡される『合鍵』


店舗の内装模型

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