今まさに変化の中にある街、渋谷を舞台にしたアートイベント『shibuya1000_004 「渋谷の13の物語と1000の顔」展』が今日からスタートし、オープニングセレモニーが行われた。

実行委員長の建築家で東京大学名誉教授の内藤廣は、「若者がダイナミックに爆発する街であってほしい。日本の元気は渋谷から！」と挨拶。今回のイベントに参加した学生たちからは、大きな拍手がわき起こった。第4回となる今回のアートイベントには、慶応義塾大学や、昭和女子大学、東京大学、東京理科大学など、渋谷に着目した周辺の大学スタジオと、渋谷を愛する写真家、そして渋谷に暮らす人々が混成してつくられた13チームが、それぞれの視点から渋谷の街や人を映し出している。ある専門分野のプロを目指す“タマゴ”たちに注目したり、渋谷の職人たちとコラボレートしたり、ネコたちに焦点をあてたり、渋谷を切り取る手法は13通り、さまざまだ。

3月11日まで渋谷駅地下コンコース内に展示され、始発から終電の時間まで見る事ができ、入場は無料となっている。ぜひ、新たな渋谷の顔を発見してほしい。

また、会場では、13チームそれぞれの解説とともに、『shibuya1000』関連イベントとしてタイムアウト東京が手がけた『渋谷アプリ』も紹介された。アプリには、渋谷でしかできない1000のことが集約されており、街を楽しむアイディアがつまっている。また、渋谷でしかできない101のことを紹介しているマップも配布されるので、こちらも合わせて楽しんでほしい。マップは、Shibuya1000渋谷駅地下コンコース展示会場（3/3-11）、東急ハンズ渋谷店、渋谷PARCO、渋谷シダックスビレッジクラブ、タワーレコード渋谷店、クリスピークリームドーナツ渋東シネタワー店、マルイシティ渋谷、マルイジャム渋谷、渋谷区各商店街などで順次配布される。