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サブカル系シネマの聖地、吉祥寺バウスシアターが2014年5月末に閉館

吉祥寺北口のサンロードに構える孤高のミニシアター、吉祥寺バウスシアターが、2014年5月31日(土)をもって閉館することが発表された。

メジャー作品だけでなく、インディペンデントな良作品を数多く上映してきた同館。『爆音映画祭』『変態アニメーションナイト』といったアクの強い上映イベントの開催も行い、東京におけるシネマカルチャーの聖地として30年にわたり支持されてきた。突然の閉館の知らせに、ショックを禁じ得ない人も多いのではないだろうか。

最後の5週間を飾るべく、バウスシアターでは4月26日(土)より『THE LAST BAUS』と題し、これまで同館が生み育ててきた様々なイベントと上映を連続開催する。

開催されるイベントは3つのプログラムに分かれ、バウス縁の映画や吉祥寺を舞台にした映画を中心にバウスの30年を振り返るAプログラム、会期前半は夜を中心に、最後の2週間は昼夜通しての拡大版として『第7回爆音映画祭』を開催するBプログラム、そして、バウスシアターが映画館としての営業を終了する6月1日(日)からの10日間には、かつてのバウスシアターを思い起こさせるライヴ・イベントを行うCプログラムを開催する。

伝説のシアター最期の晴れ姿を見届けに、是非足を運んで欲しい。

イベント『第7回爆音映画祭と THE LAST BAUS~さよならバウスシアター、最後の宴』の詳しい情報はこちら。

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