タイムアウト東京ブログ

Yun*chiやUna、ず~まだんけらが登場。TOKYO GRAND SHOPPING WEEKをレポート


フランスから来たAnthonyとKillian。着付けを終えて着心地を尋ねると、「Strange…」とのこと。Killianは今回で6度目の訪日だという。

1月23日から2月5日の期間、表参道と原宿一帯のエリアで行われている「Tokyo Grand Shoppin Week 2014」 。ファッションやグルメを中心に訪日観光客にむけた様々なキャンペーンが行われ、連日賑わいを見せている。そんな中、先日2月2日にOmotesando Hillsの地下「スペース オー」にて、Yun*chi、Una、ず~まだんけらアーティストによるステージパフォーマンスや、日本文化を体験してもらう為のワークショップが行われた。

まずステージに登場したのはAsobisystemの歌姫Yun*chi 。銀色に煌めく衣装をまとって登場し、エレクトロサウンドにのせた魅力的な歌声を会場に響かせた。


ライブ前の貴重な時間に意気込みを聞かせてくれたYun*chi。昨年7月にロンドンで行ったライブでは、日本好きのオーディエンスのエネルギーに驚いたという。

2月5日リリースのニューアルバムから披露された「Waon* with IroKokoro Project」は、世界43カ国の女の子から集めた「好きな日本語」を歌詞にちりばめた曲で、そのポップな言葉の響きで観光客の心を掴んでいた。

会場にはけん玉、東京染/墨流し、折り紙、着物の着付け、布巾絵付等のワークショップブースが並んでおり、一日中、体験者で賑わっていた。


折り紙コーナーでは、まずミウラ折りを説明するのだという。日本の技術が宇宙開発にまで応用されている事を知ってもらうのだ。

グローバルけん玉ネットワーク(GLOKEN)によるけん玉体験コーナーには、ジュニアスピナーとしてヨーヨー界では有名なケントの姿が。最近はけん玉も日々練習しているようで、大人たちに混ざって自ら編み出した技を華麗に披露していた。ヨーヨーの技を応用したり、仲間同士で切磋琢磨するのが楽しいのだという。


けん玉は「誰でも楽しく始められるところが良い」と、日本のおもちゃへの想いを語ってくれたケント。


Yun*chiもけん玉に興味津々。

そんなケントも楽しみにしていたというず~まだんけがステージに登場。ファーストステージは歌舞伎衣装でパフォーマンスし、いまや世界的な流行となっているけん玉の、進化した姿を見せてくれた。


セカンドステージはストリートスタイル。よりアグレッシブに技を披露し会場を大いに沸かせた。

ず~まだんけの次に登場したのは、Una。真っ白なドレスを来た彼女は少女のようでいて、しかしその堂々とした佇まいはオーラを放っていた。彼女もYun*chiと同じくAsobisystem期待の新星だ。旬なダンスビートに乗せて、キレのあるダンスと透明感のある歌声を響かせていた。

訪日観光客を呼び寄せ、日本を更に好きになってもらうための一日。誇りをもって日本の魅力を伝えようとする人たちと、それを存分に楽しむ観光客たちの生き生きとした表情が印象に残った。イベントが終わっても、このポジティブなエネルギーを忘れずに広めて行きたい。


布巾絵付(ハンカチプリンティング)では、日本をイメージして桃色を使い桜を描く人が多かったという。

Copyright © 2014 Time Out Tokyo