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2014年05月27日 (火) 掲載
朝:パウリスタスタイルで1日をはじめよう。最寄りのベーカリーのカウンターでコーヒー、オレンジジュース、パン・ナ・チャパ( トースト)を。Bella Paulista がおすすめ。
朝食後:パウリスタ大通りを散策。高層ビルと、開発を免れた20世紀初頭の邸宅がわずかに残るサンパウロの象徴的な通りだ。そして、緑豊かな隠れ家、 トリアノン公園へ。ブラジル原生の大西洋の熱帯雨林で癒されよう。
昼前:さらにパウリスタ大通りを進み、通りをはさんで反対側のサンパウロ美術館(MASP)へ。南アメリカでも有数の美術コレクションが見られる。コンクリートとガラスでできた箱が緋色の柱に吊るされたその建物自体も驚きだ。小腹がすいてきたらMASPの地下にあるUni の素晴らしいランチビュッフェをどうぞ。
ランチの後:次はイビラプエラ公園へ。ニューヨークがセントラルパークなら、サンパウロはここ。建築家オスカー・ニーマイヤーの独創的な建造物を見ることができる。空を向いて波打った赤い舌が入り口から飛びでている『自由な曲線』は必見だ。
夕方:スイカをカットしたような形のユニーク・ホテルの屋上にあるバー、スカイでカクテルを片手に夕暮れの景色を楽しもう。
夜:ディナーはジャルディン・パウリスタへ。最高級ブラジル料理にトライしたいなら、Brasil a Gosto、Tordesilhas、D.O.M.、Maní がおすすめだ。一日の最後にはビートに満ちた活気ある小さなサンバクラブ Ó do Borogodóでブラジルの熱気を楽しもう。
朝:ヴィラ・マダレナで朝のコーヒーをすませたら、Beco Do Batman の路地裏をぐるっと散策しよう。サンパウロのトップストリートアーティストによる屋外アートを堪能できる。
昼:ヴィラ・マダレナからメトロのSão Bento駅で下車。3月25日通りの問屋街からサンパウロ市営市場まで歩きながら、ランチに牡蠣や揚げたペイストリーや中東料理で舌鼓をうったあとは、屋台のトロピカルフルーツも忘れずに。
ランチの後 :1977年に建築家パウロ・ロシャにより再築されたピナコテッカ美術館の展示からいくつか鑑賞しよう。隣接するルース公園は、元植物園で、サンパウオ市で最も歴史ある公共公園。興味をひかれる珍しい植物が生い茂る、緑の楽園だ。
夕方:忘れてはならないのが超高層ビルのイタリアビル。 41階からはここでしか見れないサンパウロの景色が一望できる。月曜日~金曜日の3時~4時無料。 (それ以外は入場料R$30)
夜:夕食は日本料理のメッカ、リベルダージエリアに足を運んでみてもいいし、サンドイッチやバーガーがお好みならばリニューアルオープンしたばかりのRiviera barでジャズの生演奏を聞きながらもいい。夜の終わりには、セントロ方面のアウグスタ通りへ足を運んでみよう。バイショ・アウグスタ地区に集中するあり得ないほど多様なナイトスポットで、サンパウロの一夜を楽しもう。
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