世界のタイムアウトから：7月14日

7月14日はフランス革命記念日。1789年7月14日のバスティーユ襲撃を記念して、国の祭日として制定された。毎年この日になると、盛大に花火が打ち上げられるほどの、国民的な行事にまでなったようだ。今日は、その「自由、平等、博愛」の国フランス共和国の記念すべき一日を記念して、『世界のタイムアウトから』は、タイムアウト パリからはじめてみよう。

タイムアウト パリ（フランス)

『パリでするべき20のこと』

フランスといえば、ポンピドゥーセンターなしでは語れない。タイムアウト パリのサイトにもポンピドゥーセンターの記事が載せられていたのでご紹介。原色で塗られ、剥き出しのパイプと排気ダクトがユニークなこの建物は、間違いなくパリでも最も有名な観光スポット。まだ無名だったイタリア人とイギリス人の建築デュオ、レンゾ・ピアノとリチャード・ロジャーズがボイラーハウスを“裏返し”したというデザイン案は、パイプも階段もエスカレーターも全て剥き出しにし、内部には十分な空間を残すというもの。もちろん建築だけでなく、ポンピドゥーセンターが誇る現代美術（主にヨーロッパ）の多彩なコレクションを展示したギャラリーや図書館、パフォーマンススペース、映画など、すべてが斬新だという。その他、『パリでするべき20のこと』という記事では、「エッフェル塔の下でピクニック」というものから「ルーブルで迷子になる」というものまで、これからパリに行こうと思っている人は一度読んでみるといいだろう。

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タイムアウト シンガポール（シンガポール共和国）

『ヘアーケア商品の第一人者、山下ユウコ』

『汎アジア5人組ガールズグループ「ブラッシュ（Blush）」インタビュー』

シンガポールのタイムアウトは、インタビューが充実しているようだ。その中で、とても気になる記事を見つけたのでご紹介。それも『ヘアーケア商品の第一人者、山下ユウコ』というもの。彼女は、サンシルクのシャンプー＆コンディショナー（ストレートヘアー用）を開発したストレートヘアーエキスパート。どうやらサンシルクのイベントがシンガポールで開催されたらしく、そこに訪れた彼女にインタビューしたという記事。シンガポールの人は、美容情報に敏感なようだ。「髪の毛にダメージを与えてしまう危険は？」「ちゃんと手入れをしていれば大丈夫よ」といった内容のインタビューなので、興味のある人は読んでみてほしい。

その他、『汎アジア5人組ガールズグループ「ブラッシュ（Blush）」インタビュー』という記事は、アジアのポップシーンが分かる内容なので是非読んでみてほしい。アジア各国の18～28歳の5人組ガールズグループ『ブラッシュ（Blush）』。中国出身のビクトリア・チャン（Victoria Chan）、韓国の李智慧（Lee Ji-hae）、インドのアリーシャ・ブドラニ（Alisha Budhrani）、フィリピンのアンジェリ・フローレス（Angeli Flores）、日本の壇上夏子からなるユニットである。アジアのポップシーンを繋ぐ存在として、彼女達が何を考えているのかちょっと気になる。「マドンナとレディー・ガガが喧嘩したら、どっちの味方をする？」という質問に、「レディー・ガガの着ている服によるわね。彼女が卵みたいな服を着てたら、彼女を応援するわ」と語るアリーシャ。こんな楽しいインタビューが続いているので、是非読んでみてほしい。

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タイムアウト ナポリ（イタリア）

『ナポリのフェスティバル＆イベント』

「ナポリを見てから死ね」という格言の通り、美しい港の風景が続く街、ナポリ。今の時期に行くと、どんなイベントがあるのだろうか。『ナポリのフェスティバル＆イベント』という記事によると、『Open Estate a Napoli』とGiffoni映画フェスティバルという2つのイベントが面白そうだ。『Open Estate a Napoli』は野外上映会や演劇、音楽など「夏のナポリ」というテーマで100以上のフリーイベントがナポリの大規模なエリアで開催されるという。Giffoni映画フェスティバルは、1971年に映画監督の Claudio Gubitosiによって創設された映画祭。ジッフォーニ・ヴァッレ・ピアーナというサレルノの小さな街で開催され、この街のストリート名は監督や俳優の名前からつけられている。この映画祭が面白いのは、審査員がみんな子供たちだということ。子供の映画が選ばれることになるわけである。過去にロバート・デ・ニーロやオリバー・ストーン、メリル・ストリープ、ロマン・ポランスキー、メグ・ライアンなどハリウッドの大物も多く参加している。

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タイムアウト メルボルン（オーストラリア）

『Run Melbourne』

『雨の日に楽しく遊ぶための方法』

7月17日に開催されるチャリティ・マラソンイベント『Run Melbourne』は、誰もが参加できるコミュニティのフィットネスイベント。つまり、参加しない理由はどこにもないということだ。レベルにあわせて3種類の違ったコースが選べる。このイベントが面白いのは、それぞれが自分たちのチャリティイベントとして、お金を募ってもいいという。その他、『雨の日に楽しく遊ぶための方法』という記事では、その名の通り、雨の日に、メルボルンでどのように遊んだら良いのかを紹介してくれている。The Melbourne Museum, ACMI や Scienceworksなど、メルボルンの人気美術館を、傘をさしながらフラフラと巡ってみるのも良いかもしれない。

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