2013年09月03日 (火) 掲載
宿泊施設が集中するタモン地区をはじめ、グアムにあるホテルの客室の約90%から海を臨むことができる。遠浅で高い透明度を誇るエメラルドグリーンの海を眼下に朝を迎えよう。
赤道近くに位置するグアムでは、日本では沖縄など一部地域でしか目にすることのできない南十字星と北斗七星を同じ空に見ることができる。季節は春から夏にかけての宵の口が ベスト。
輸入関税の掛からない自由貿易港であるグア ムでは、高級店でハイブランドのバッグを購入しようと、ABCストアでチョコレートを買おうと、消費税が掛からない上に州税もない。 が、売上税が課税されることがあるので、商品が高額の場合は支払い時に確認しよう。
第2次世界大戦中にアメリカ軍の潜水艦の攻撃により沈没した日本の船『東海丸』が、今も島の西に位置するアプラハーバー沖に沈む。その下には、第1次世界大戦中に沈没したドイツの貨客船コウモラン号が横たわり、今では魚の住処となった幻想的な2隻の姿を目にできる。
その昔、島の中心部を両側から巨大魚が喰い荒らし、土地が真っ二つに崩壊する危機に晒された。その一大事を救ったのが「シレナ」という人魚達。不思議な力が宿る彼女達の髪でネットを編み、見事に魚を捕獲。島の形が、真ん中がくびれているのはその名残と言 われている。
醤油、酢、レモン、たまねぎ、チリを合わせ た酸っぱ辛い調味料フィナデニソースを、グアムの人々は肉、野菜、米など、あらゆるものにかけて食べる。あのケンタッキーフライドチキンですら、フィナデニソースを置いているのだ。
建物の壁やバス停など島のあらゆる場所で、地元のアーティストによるグアムの自然、歴史を題材にしたストリートアートを目にすることができる。南部にあるイナラハン村には、100年前に建てられたという古い空き家の壁を利用した『ペインテッド・ヒストリー・ウォーク』と言う、壁画が施された地区がある。
グアムでは、海に出れば 90%の確率でイルカに会うことができると言う。特に朝のイルカウォッチングツアーでは元気に飛び回るイルカに出くわす可能性が高い。詳しくはスキューバカンパニーまで。
街中のショップや免税店で販売される土産の中に、グアム島内で作られたものであることを証明したグアム政府公認商品が存在する。 土産選びに困ったらグアム島をデザインした「GUAM PRODUCT」マークを探してみてはいかがだろう。
島にある各村では、守護聖人に感謝を捧げる島の伝統行事、フィエスタという祭りが1年を通して行われる。日取りや祝いの料理、踊りもそれぞれ異なり、観光客もツアーに申し込めば、村民達とともに祭りを気軽に楽しむことができる。
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